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	<title>rough note.</title>
	<link>http://www.rough-note.net/index.cgi</link>
	<language>ja</language>
	<description></description>
	<copyright>Copyright 2009</copyright>
	<pubDate>Sun, 21 Jun 2009 14:43:13 GMT</pubDate>
	<lastBuildDate>Thu, 25 Jun 2009 23:13:33 GMT</lastBuildDate>
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	<docs>http://blogs.law.harvard.edu/tech/rss</docs> 
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		<title>「よつばの。読書会5th」に参加します。</title>
		<link>http://www.rough-note.net/index.cgi/094#tm1245595393</link>
		<guid>http://www.rough-note.net/index.cgi/094</guid>
		<category>同人</category>
		<pubDate>Sun, 21 Jun 2009 14:43:13 GMT</pubDate>
		<author>鷹取かずき</author>
		<description><![CDATA[<div class="section">
　前回に続き、今回も国里コクリさんが主催する<a href="http://planchette3.net/reading/" target="_blank"><b>「よつばの。読書会 5th」</B></A>に参加させていただくことになりました。これまで「同人誌感想記」で取り上げてきた同人誌のほか、様々な同人誌を持ち込む予定となっており、現状のリストは以下のとおりになっています。<br>
<br>
　<a href="http://www.sonokawa28.net/yotsubano5.html">http://www.sonokawa28.net/yotsubano5.html</a><br>
<br>
　イベントの詳細に関しては、読書会公式ＨＰをご覧下さい。<br>
<br>
<b>※本日は所用により「同人誌感想記」を休ませて頂きます。</B><br>

</div>

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	</item>
	<item>
		<title>同人誌感想記 第40回「きょうもハレ晴レ！ PERFECT!」</title>
		<link>http://www.rough-note.net/index.cgi/093#tm1245512444</link>
		<guid>http://www.rough-note.net/index.cgi/093</guid>
		<category>同人-同人誌感想記</category>
		<pubDate>Sat, 20 Jun 2009 15:16:12 GMT</pubDate>
		<author>鷹取かずき</author>
		<description><![CDATA[<div class="section">
(これまで紹介した作品の一覧は<b><a href="http://www.rough-note.net/index.cgi/doujinreview">こちら</A></B>です。)<hr><img src="http://www.sonokawa28.net/images/harehare.jpg" align="left"><b>タイトル：きょうもハレ晴レ！ PERFECT!<br>
サークル名：ｔｐ！ <b><a href="http://tp-web.net/" target="_blank">(Homepage)</A></B>　　作者：広瀬まどかさん<br>
ジャンル：涼宮ハルヒの憂鬱　　購入ショップ：メロンブックス横浜店(2008.10.29)<br>
傾向：キョン以外３頭身に濃縮還元されたＳＯＳ団の日々</b><br>
<br>
　トイレのしつけがなってない半猫半人型宇宙人。何故か頭から直にウサギの耳が生えている未来人。放置プレイされたり撃たれたりすることに悦びを感じる超能力者。そして、神人どころか自らが巨大化するなどやりたい放題な無自覚神様……３頭身になったＳＯＳ団の面々ですが、かわいさとは裏腹にその性格や能力や変態度(古泉に限る)がギュッと濃縮されてさらにパワフルになって大暴れ。広瀬まどかさんが執筆された「きょうもハレ晴レ！」シリーズを一冊にまとめたのがこの「きょうもハレ晴レ！ PERFECT!」です。<br>
<br>
　基本的に原作小説の時間軸に沿う形で進行してはいるのですが、彼らの手にかかれば本筋からの逸脱なんてお手の物。「憂鬱」編の冒頭では、ハルヒは「この中に宇宙人、未来人、超能力者がいたらあたしの所に来なさい！　<b>その場で死刑！</B>」と言い放ち「本気なのか？」と話しかけたキョンをロックオンしてくるわ、みくるは最初から目からビームを放ってキョンの顔面をモザイク処理させざるを得なくするわ、長門はキョンを気に入ると背中に飛び乗っておもらしするわ……あ、それと古泉は放置されるわと、キョンの心労は倍増どころか突き抜け状態。確かに可愛らしいのですが、あまりにもフリーダムさにキョンが不憫になってしまうのです。<br>
<br>
　サブキャラたちもさらに突き抜けていて、鶴屋さんは小悪魔チックにハルヒを焚きつけるし、朝倉は幽霊になって「Nice boat.」を連呼して彷徨ってるし、喜緑さんは赤ちゃん化して生徒会長はその保護者と化している始末。中でも極めつけはキョンの妹で「孤島症候群」でバッグに入ってたのをそのままに、バッグの中から髪だけぴょこんと出して自律して動いているという不思議物体に。シャミセンを吸い込むわハサミを自動的に動かすわとホラー映画状態で不気味なインパクトがありました。<br>
<br>
　と、ギャグ方面のネタも確かに多いのですが、原作を本作のハルヒ・長門・みくるたちなりにアレンジしたり、オリジナルで構成されたシリアスなお話も収録されていて、ギャグパートをさらに印象深いものにさせています。キョンがちょっぴり素直になっているのもいいアクセントになっていて、巻末にあるオリジナル話では「破綻→再構築」というプロセスが、彼のそんな気持ちとハルヒ・長門・みくるの気持ちが結実していて佳きお話に仕上がっていました。やっぱり、みんな笑顔が一番なのですよ。笑顔といえば、古泉も確かに笑顔が多いのですが……その変態っぷりが幕間や個別ストーリーで遺憾なく発揮されております。<br>
<br>
　読んでいくうちに、様々な笑顔が浮かんでしまう本作。現在は「ＥＸ」として次シリーズに突入していて、またちびＳＯＳ団のドタバタな日常を楽しむことができそうです。<br>

</div>

<hr>
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	</item>
	<item>
		<title>同人誌感想記 第39回「創世記 - Let there be light  -」</title>
		<link>http://www.rough-note.net/index.cgi/092#tm1245510902</link>
		<guid>http://www.rough-note.net/index.cgi/092</guid>
		<category>同人-同人誌感想記</category>
		<pubDate>Sat, 20 Jun 2009 15:15:02 GMT</pubDate>
		<author>鷹取かずき</author>
		<description><![CDATA[<div class="section">
(これまで紹介した作品の一覧は<b><a href="http://www.rough-note.net/index.cgi/doujinreview">こちら</A></B>です。)<hr><img src="http://www.sonokawa28.net/images/souseiki.jpg" align="left"><b>タイトル：Let there be light - 創世記 -<br>
サークル名：稲荷山 <b><a href="http://inariyamaweb.kitunebi.com/" target="_blank">(Homepage)</A></B>　　作者：稲荷山こん太さん<br>
ジャンル：創作　　購入イベント：コミティア in 東京87(2009.2.15)<br>
傾向：血で彩った絵での魂寄せ</b><br>
<br>
　美術部に所属する日ノ瀬 創。彼は新入生歓迎展のためにラフを描いていたのだが、迷い線ばかりでスケッチブックはぐちゃぐちゃ。「百年に一人の天才」と呼ばれる父を持つことでまわりからも言われてしまうものの、彼は少し気にするだけで至ってマイペース。この日も上手く描けないまま家に帰ると「母」が玄関まで出迎えてくれて、家の奥からは来客者と父・悠一の声が。「描けない」「描いてくれ」と言い争う二人は創の玄関にやってくると、来客者・八木橋が創の持っているスケッチブックを見て「君が父親のかわりに描いてくれ」と言い放つ。驚く悠一を横目に「君には母を亡くした子の気持ちがわかるはずだ」という八木橋の言葉に戸惑う創……父・悠一は、かつて自らの血で絵を描くことによって亡き人の魂を呼び寄せることを生業としていたのだった。<br>
<br>
　血の絵で魂寄せをするという、不思議な力を持つ父とその息子のお話。最初はオカルトチックなイメージがあったのですが、主人公・創は父の持つその力を理解していますし、父・悠一もその生業を捨て亡き妻――創の「母」のために自らの力を使い気ままに生活しているこということでどちらかというとライトな印象を受けました。むしろ悠一のもとに訪れる人のほうが切実で、実業家・八木橋は「息子を母親に会わせてやりたい」と生業を捨てた父だけでなく、絵が描けない創にもなりふり構わず降霊を依頼するという必死さ。かと思えばその当の息子・拓磨は「なかったことにしてくれ」と断ろうとするなど、親子を取り巻く状況のほうが混沌としている状態なのです。<br>
<br>
　自らの意を貫き、亡き妻のために全ての力を注ぐことを決めた悠一と、それを受け入れた創。対して、息子ののために亡き妻をこの世に呼び寄せたい八木橋と、それを拒絶する拓磨。二組の対照的な家族は、まるで「光」と「闇」……絵が描けないままの創に、美術部の先輩が何気なく創世記の「光と闇」を引用して導いたやりとりは巧みで、創が八木橋家の闇に光を照らそうと奮闘する様は父譲りの意志の強さ、そして創にとっての「光」である母への強い愛が感じられました。<br>
<br>
　繊細な画風が作品を彩り、フルカラーカバーの日ノ瀬一家の穏やかな姿だけではなく、カバー下にフルカラーで創の凛々しい姿が隠されているという"ダブルフルカラー"仕様で大変驚かされました。絵と物語、ともに隅々まで行き届いた稲荷山さんの作品は今後も続きを予定しているとのことで、創くんの更なる活躍を期待したいところです。<br>

</div>

<hr>
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]]></description>
	</item>
	<item>
		<title>同人誌感想記 第38回「雪のかけら - the complete package -」</title>
		<link>http://www.rough-note.net/index.cgi/091#tm1245510821</link>
		<guid>http://www.rough-note.net/index.cgi/091</guid>
		<category>同人-同人誌感想記</category>
		<pubDate>Sat, 20 Jun 2009 15:13:41 GMT</pubDate>
		<author>鷹取かずき</author>
		<description><![CDATA[<div class="section">
(これまで紹介した作品の一覧は<b><a href="http://www.rough-note.net/index.cgi/doujinreview">こちら</A></B>です。)<hr><img src="http://www.sonokawa28.net/images/snow.jpg" align="left"><b>タイトル：雪のかけら - the complete package -<br>
サークル名：きゃんでぃ亭 <b><a href="http://www.hi-ho.ne.jp/keng/candy/kr/index.shtml" target="_blank">(Homepage)</A></B>　　作者：本文・ＫＧＧさん　挿絵・ＳＥＩさん(HOLLY CRAFT(柊工房))<br>
ジャンル：ＳＮＯＷ　　購入ショップ：コミックとらのあな(2004年)<br>
傾向：季節が戻った龍神村での日々を描いた小説</b><br>
<br>
　最初の発売予定から２年後に発売され、美少女ゲーム界において「延期ゲー」の代表作と言われてしまったゲーム「ＳＮＯＷ」。元々はハードな内容を売りにしていたスタジオメビウスがストーリー重視のゲームを出すということで注目されていたのですが、その延期のほうがインパクトが大きくなってしまったという結果に……しかし、お話としては"時を越えた、家族の物語"を丁寧に描いたものとなっており、ビジュアル・音楽を含めて総合的非常に良い作品として仕上がっていました。<br>
<br>
　二次創作においての「ＳＮＯＷ」は静かな盛り上がりに留まり、同人誌もあまり多く見かけられませんでしたが芽依子やしぐれ、桜花といったキャラが人気で様々なサイドストーリーが生まれていきました。今回ご紹介する「雪のかけら - the complete package -」はきゃんでぃ亭のＫＧＧさんが執筆し、ＳＥＩさんが挿絵でお話を彩ったたサイドストーリー集で、季節が戻った龍神村での春・夏・秋の光景が描かれた「龍神天守閣」シリーズと、原作の過去編「Legend編」のアフターストーリーで構成されています。<br>
<br>
「Legend編アフター」で収録されているのは、鳳仙<span class="footnote"><a title="彼女には現代における名前もあるのですが、敢えてこう書かせていただきます" href="http://www.rough-note.net/index.cgi/091#fn1" name="n1">*1</a></span>が遠き時の流れの中で出会った身重な女性との話「雪花」、雪に閉ざされた龍神村の外れでしぐれが長き時を生きる決意した話「夢しぐれ」、決して叶わぬはずだった父・白桜、母・菊花、叔母・鳳仙たちとの穏やかな日々の話「空の揺りかご」の３編。「Legend編」の後ということで「別れ」や「決意」といった悲劇的、もしくは哀切な話が展開されていき、悲劇が回避されたという"if"のお話である「空の揺りかご」でも、桜花が人として生きていく中で様々な大切なことに直面していくことで、アフター編主人公の３人がそれぞれ背負うものの大きさを感じられました。<br>
<br>
　一転して「龍神天守閣」シリーズは桜花シナリオのアフターストーリーかと思いきや、彼方と澄乃の娘として桜花がいて、一緒にしぐれ・芽依子・旭が住み込んで旅館「龍神天守閣」を盛り立てていくという賑やかなお話。フツーに経営してると思いきや、春には相変わらずあんまん中毒な澄乃が「あんまんのたくあん」を始めとしたあんまんづくしを考え出したり、夏には長い冬のせいで暑さを忘れた面々が水着やアイスではしゃいだり、秋には村の運動会ではしゃぎすぎた末に澄乃の母・小夜里が腰を痛め、登場人物たちが彼女の商店の店番でひっちゃかめっちゃかになっていったりと何でもあり。四季が戻って穏やかになった龍神村ですが、彼らには楽しげで賑やかな日々が続いていきそうです。<br>
<br>
　やんちゃな桜花に旭、我が道を行く芽依子、どこか内罰的なしぐれと相変わらずな面もありながらも、澄乃は母の自覚を持ち、旭はお姉さんになることの葛藤を持ったり、しぐれが少しずつ時の流れを受け入れていったりと、四季だけではなく彼女たち自身の変化も少しずつ見られていったり。ゲーム本編であまりにも過酷な運命を背負っていた彼らを見ていただけに、様々な季節で幸せそうな姿が見られてとても嬉しかったです。ＳＥＩさんが描かれた絵も彼らの楽しそうな姿を描いていて、中でも「龍神天守閣一同」の集合写真は、そんな彼らの幸せが結実したような感慨が浮かぶ佳きイラストでした。<br>

</div>
<div class="footnote">
	<p class="footnote"><a href="http://www.rough-note.net/index.cgi/091#n1" name="fn1">*1</a> : 彼女には現代における名前もあるのですが、敢えてこう書かせていただきます</p>
</div>

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]]></description>
	</item>
	<item>
		<title>同人誌感想記 第37回「60cmトライアングルライフ」</title>
		<link>http://www.rough-note.net/index.cgi/089#tm1245510741</link>
		<guid>http://www.rough-note.net/index.cgi/089</guid>
		<category>同人-同人誌感想記</category>
		<pubDate>Sat, 20 Jun 2009 15:12:21 GMT</pubDate>
		<author>鷹取かずき</author>
		<description><![CDATA[<div class="section">
(これまで紹介した作品の一覧は<b><a href="http://www.rough-note.net/index.cgi/doujinreview">こちら</A></B>です。)<hr><img src="http://www.sonokawa28.net/images/60cm.jpg" align="left"><b>タイトル：60cmトライアングルライフ<br>
サークル名：原色果実図録 <b><a href="http://berries-record.sakura.ne.jp/" target="_blank">(Homepage)</A></B>　　作者：坂井サチさん<br>
ジャンル：創作　　購入イベント：コミティア in 東京87(2009.2.15)<br>
傾向：身長差60cmのラブコメ４コマ</b><br>
<br>
　ガタイが大きく無口な少年・宍戸と、彼の視界に入らないほどちんまりとした少女・久里浜こまり。宍戸はこまりのことを気に掛けているけれども、こまりは逆にそんな宍戸の背にコンプレックスを持っていて彼のことを宿敵と呼び反発していた。そんな差がありすぎる二人の、ちょっぴり激しくてとってもにぎやかな日々のお話。<br>
<br>
　ページを開いてみると、いきなり１コマ目からこまりが見上げる姿が。さらに裏表紙にはちんまりとした彼女の姿と、肩から上がフレームアウトしている宍戸の姿……このとおり、とってもでっかい少年ととっても小さい少女という凸凹な二人が恋仲になっていくお話が描かれた４コママンガ。学園ラブコメというのは定番のお話ではありますが、徹底的された身長差と朴訥＆やんちゃという正反対っぷりが佳きアクセントになっていてとても微笑ましいのです。<br>
<br>
　あらすじにも書いてあるように、想いも全くの正反対。それがこまりがぶつかっていき、宍戸が(文字通り)受け止めていくことにより良い方向にも悪い方向にも作用していって「どうしてこまりが宍戸に反発するのか」「どうして宍戸がこまりのことを気にするのか」ということが少しずつ二人の中で思い出され、明らかになっていきます。こまりの友達の女の子や、こまりをさらにミニマムにした弟・てまりも彼らの仲立ちになって少しずつ正反対だった距離が近づいていくように……この過程がとてもいじらしく、二人の思いが通じ合ったシーンでは思わずこちらまで笑顔になるほど。宍戸のストレートすぎる言葉があまりにも甘いのですよ！<br>
<br>
　その後のお話もあり、さらに進展していく彼らの姿が……とは言っても、やっぱり身長差だけは変わることはなく。それでも二人は幸せそうで、最後の最後にいつもしかめ面だったこまりがようやく見せてくれる柔らかい表情はその象徴だなと思いました。全４話と短めではありますが、その分４コマとしてよくまとまっていたお話だと思います。<br>

</div>

<hr>
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]]></description>
	</item>
	<item>
		<title>同人誌感想記 第36回「REGULAR CONCERT」シリーズ</title>
		<link>http://www.rough-note.net/index.cgi/088#tm1245510680</link>
		<guid>http://www.rough-note.net/index.cgi/088</guid>
		<category>同人-同人誌感想記</category>
		<pubDate>Sat, 20 Jun 2009 15:11:20 GMT</pubDate>
		<author>鷹取かずき</author>
		<description><![CDATA[<div class="section">
(これまで紹介した作品の一覧は<b><a href="http://www.rough-note.net/index.cgi/doujinreview">こちら</A></B>です。)<hr><img src="http://www.sonokawa28.net/images/concert.jpg"><br><b>タイトル：THE 1ST&2ND REGULAR CONCERT ～ THE 6TH REGULAR CONCERT<br>
サークル名：水を得たキャベツ <b><a href="http://mizukyabe.com/" target="_blank">(Homepage)</A></B>　　作者：真田ぽーりんさん＆そめいよしのさん<br>
ジャンル：音楽(吹奏楽)　　購入イベント：コミックマーケット51(1996.12.29)～<br>
傾向：吹奏楽部での実話集</b><br>
<br>
　吹奏楽部は楽な文化部と思われがちですが、実はそうでもない部活だったりします。春は楽器に馴染まなければいけなかったり、夏は高校野球の応援やコンクールがあったり、秋は文化祭やアンサンブルコンテスト予選があったり、冬は寒い中冷たい楽器に触れつつ練習しなければいけなかったり……学校や団体によって活動はそれぞれですが、そんな吹奏楽部での日々が描かれたのがこの「REGULAR CONCERT」<span class="footnote"><a title="「定期演奏会」の意。表紙はそのパンフレットを意識したような形で作られています。" href="http://www.rough-note.net/index.cgi/088#fn1" name="n1">*1</a></span>シリーズ。トロンボーン奏者だった真田ぽーりんさんと、打楽器奏者だったそめいよしのさんのお二人による回想記となっています。<br>
<br>
「腹式呼吸を覚えなかったら肺に穴が開く」「打楽器を叩いてると腕がたくましくなる」など、吹奏楽経験者にとって思わず何度も頷いてしまうネタが満載。「1ST」では入部直後、「2ND」では野球応援、「3RD」では合宿、「4TH」では定期演奏会、「5TH」では演奏会後、「6TH」ではアンコールとして四方山話が収録されていて、それぞれ「運動部と言ってもいいような文化部」っぷりが描かれています。中でも笑ってしまったのは「野球応援で『スカイ・ハイ』<span class="footnote"><a title="プロレスラーのミル・マスカラスの入場曲。もしくは「鳥人間コンテスト」のテーマ曲。" href="http://www.rough-note.net/index.cgi/088#fn2" name="n2">*2</a></span>を吹くとバカスカ打たれる」というジンクス……いや、これって本当によくあるんですよ。その上、真夏の日差しの中に晒される部員たち。そしてお盆ぐらいしか休みの無い名ばかりの夏休み……そんなこんなで、文化的な活動をしてるはずなのにとっても運動部チックな吹奏楽部の日々が展開されていきます。<br>
<br>
　真田さんやそめいさんだけでなく、鬼部長(と思いきや途中で……)や天使のような先輩(ソロなのにスポットライトが当たらない……)、仙人のような先輩(灼熱の球場でテューバ<span class="footnote"><a title="抱えるようにして吹く大きな低音楽器。基本的に金属のため太陽光があたると無茶苦茶熱い。" href="http://www.rough-note.net/index.cgi/088#fn3" name="n3">*3</a></span>を抱えても平然としてる)といった個性豊かな部員たちも盛りだくさん。中でも少年院での演奏体験談では講師兼指揮者の先生は……ま、まあ、なんといいますか、熱いですね！　と言わせていただきましょうか(実は読んだ瞬間、思わずコマの中の部員たちと同じように凍り付きかけた)。<br>
<br>
　楽器や演奏時に関する解説なども織り込まれているので、吹奏楽経験が無い方でも楽しむことができ、吹奏楽経験のある人はさらに楽しむことが出来るシリーズです。<br>

</div>
<div class="footnote">
	<p class="footnote"><a href="http://www.rough-note.net/index.cgi/088#n1" name="fn1">*1</a> : 「定期演奏会」の意。表紙はそのパンフレットを意識したような形で作られています。</p>
	<p class="footnote"><a href="http://www.rough-note.net/index.cgi/088#n2" name="fn2">*2</a> : プロレスラーのミル・マスカラスの入場曲。もしくは「鳥人間コンテスト」のテーマ曲。</p>
	<p class="footnote"><a href="http://www.rough-note.net/index.cgi/088#n3" name="fn3">*3</a> : 抱えるようにして吹く大きな低音楽器。基本的に金属のため太陽光があたると無茶苦茶熱い。</p>
</div>

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	</item>
	<item>
		<title>同人誌感想記 第35回「星の子観測所」シリーズ</title>
		<link>http://www.rough-note.net/index.cgi/086#tm1245510535</link>
		<guid>http://www.rough-note.net/index.cgi/086</guid>
		<category>同人-同人誌感想記</category>
		<pubDate>Sat, 20 Jun 2009 15:07:52 GMT</pubDate>
		<author>鷹取かずき</author>
		<description><![CDATA[<div class="section">
(これまで紹介した作品の一覧は<b><a href="http://www.rough-note.net/index.cgi/doujinreview">こちら</A></B>です。)<hr><img src="http://www.sonokawa28.net/images/hoshinoko.jpg"><img src="http://www.sonokawa28.net/images/hoshinoko2.jpg"><br><b>タイトル：星の子観測所　(１～２)<br>
サークル名：星の子観測所 <b><a href="http://www.hoshinoko-kansokujo.net/" target="_blank">(Homepage)</A></B>　　作者：小楠ゆたさん<br>
ジャンル：創作　　購入イベント：コミティア in 東京87(2009.2.15)<br>
傾向：空から降ってきた少女が、家族の一員になっていく。</b><br>
<br>
　突然の豪雨とともに「星の子観測所」の屋上に降ってきた少女。全ての記憶が無いまま目覚めた彼女は観測所で生活している姉弟・てんとれんにより迎え入れられ、ともに生活を始めることに。ほのぼのとした二人のペースに馴染みながらも、時折思い出したように少女は自らが観測所に来たときのことを二人に聞こうとするが、てんとれんは状況を説明することが出来ないままだった。そんなある春の日、雨が降りそうになるのを嫌った少女がふざけ半分で「雨よー！　ふるなぁー！」と両手を天にかざすと、覆っていた雲が嘘のように晴れ渡ってしまい、逆に雨を振るように願うと突然雨が降るように……少女はその能力に戸惑い、自らについてさらに疑問を深めるのだった。<br>
<br>
　異界来訪もの……別名「落ちもの」は「うる星やつら」などの恋愛作品においてオーソドックスな手法ですが、恋愛方面ではなく家族生活方面に向けたのが本作「星の子観測所」。空(宇宙)から降ってきた「星の子」の少女・るながてんとれんの妹となり、自分の生い立ちをたどろうとしつつ楽しく生活していく様子が描かれた作品です。<br>
<br>
　自分の生い立ちを知りたいるなに、一緒に考え合って向き合おうとするてんとるな。それはるなが持つ能力――天候を操る能力を目の当たりにしても変わらず、むしろその力を活かして手がかりをつかもうとしたりと彼女のことを導き、るなもその能力を自然に受け入れていくように。年長者であり親代わりである観測所の「所長」も三人のことを遠く海外から見守り、時には手助けしてれくたりと、同じ場所で結ばれた「家族」の縁が深まり、大切なものに育っていく様子は読んでいてとても暖かく感じられました。<br>
<br>
　観測所の屋上で手を繋いではしゃいでいる１巻、巨大望遠鏡(かと思われる場所)の近くで寄り添い微笑んでいる２巻の表紙は、そんな３人の絆を表す微笑ましい構図となっています。ただ、るなの生い立ちについてもそうですが、てんやれん、所長についてもまだまだ謎が多かったり……彼女たち３人を軸に展開していくお話は、これからも広がっていきそうで実に楽しみです。<br>

</div>

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	</item>
	<item>
		<title>同人誌感想記 第34回「ＫＡＮＯＮＥ」</title>
		<link>http://www.rough-note.net/index.cgi/085#tm1245510411</link>
		<guid>http://www.rough-note.net/index.cgi/085</guid>
		<category>同人-同人誌感想記</category>
		<pubDate>Sat, 20 Jun 2009 15:06:51 GMT</pubDate>
		<author>鷹取かずき</author>
		<description><![CDATA[<div class="section">
(これまで紹介した作品の一覧は<b><a href="http://www.rough-note.net/index.cgi/doujinreview">こちら</A></B>です。)<hr><img src="http://www.sonokawa28.net/images/kanone.jpg" align="left"><b>タイトル：ＫＡＮＯＮＥ<br>
サークル名：かのね屋 <b><a href="http://satpon.sakura.ne.jp/kanoneya/" target="_blank">(Homepage)</A></B>　　作者：作画・さとＰＯＮさん シナリオ・Ｄさん<br>
ジャンル：Kanon & ONE - 輝く季節へ -　　購入イベント：コミックマーケット63(2002.12.30)<br>
傾向：同人誌、及びアンソロジーの総集編</b><br>
<br>
　1999年6月、Keyより美少女恋愛ゲーム「Kanon」が発売。物語性の高さもあって各所で話題を呼び、直後のコミックマーケット56では島中に配置されていたKanon系サークルが軒並み混雑したことで動脈硬化状態になったほどの爆発的な人気を博しました<span class="footnote"><a title="実際には７月に発売されたカタログにおいて既に多数のKanon系サークルが見られたことから、発売前である２月の時点でKanonで申し込みをしていたサークルが存在していたようです。" href="http://www.rough-note.net/index.cgi/085#fn1" name="n1">*1</a></span>。その後も「Eternal Kanon」や「Bright Season」「杜の奇跡」といったオンリーイベントの他、キャラごとのオンリーイベントまで開かれるほどのブームが巻き起こりました。<br>
<br>
　本作は「かのね屋」のお二人が「Kanon」「ONE」で描かれた同人誌、及びアンソロジー掲載作品の総集編で、274Pという大ボリューム、かつ各ヒロインの物語を網羅した充実の作品となっております。栞シナリオ後にほのめかされたあゆの存在が描かれた「Last Wish」にあゆシナリオ後、秋子さんからあゆの目覚めのことを聞いた祐一がもう一度再会しに行く「Last Wish - Tukimiya Ayu -」、舞シナリオでの魔物との最後の戦いとそれからのことを描いた「月影の檻」に、真琴シナリオでの冬の別れと春の再会を描いた「Tinkle Bell」、そして名雪の誕生日に改めて雪うさぎを贈ることとなる「雪という名の想い」。他にも栞やあゆの短編一編ずつに「ONE」から浩平が澪のもとに戻った後、今度はちゃんと澪の演劇の出番を見送る「だいすきなひと」、さらにはギャグサイドとしてデ・●・キャラットと融合させた「か・の・キャラット＆お・ね・アイスちゃん」にブラック要素を織り交ぜた４コマ「好きとか嫌いとか」と、非常に盛りだくさんな内容となっております。<br>
<br>
　中でも目を惹くのが「Tinkle Bell」。自分も真琴本を作るなど真琴シナリオにハマッていたのもありますが、物語の終盤において(ネタバレ反転)<font color="white">真琴が祐一の腕の中で消えてしまう原作の場面が丁寧に描かれていたり、美汐が短いながらも愛おしかった真琴との日々を想い、二人して涙してしまうシーン</font>があったりと、真琴シナリオにおいてぼやかされていた解釈がしっかりと描かれているのがとても嬉しかったです。また、原作のエンディングではぼやかされていた真琴が戻ってきたかどうかという結末は明るい解釈で描かれており、祐一との<font color="white">結婚式を思い出した</font>真琴がベールを握りしめて涙していた姿がとても印象深いものとなっていました。やっぱり、真琴と祐一はこうでないと……と、うんうん頷きながら思ったり。<br>
<br>
　優しさに満ちあふれたＤさんの物語に、細やかで丁寧なさとＰＯＮさんの作画が合わさり、読んでいるこちらまで思わず笑顔になってしまうような心温まる作品の数々……かと思いきや、終盤のギャグサイドにはみさき先輩と香里がぷちこ化してたり、非常にダークに見下げてくる香里がいたり、えここのコスプレをしたシュン(男)に浩平が幕ノ内コンボ<span class="footnote"><a title="「はじめの一歩」における幕ノ内一歩の必殺技の数々" href="http://www.rough-note.net/index.cgi/085#fn2" name="n2">*2</a></span>を炸裂させたりと、緩急自在の気が抜けない構成。先ほどの笑いとはまた違った笑いがこみ上げてくる感じ。今でも本棚から取り出し、よく読みふけるお気に入りの一冊です。<br>

</div>
<div class="footnote">
	<p class="footnote"><a href="http://www.rough-note.net/index.cgi/085#n1" name="fn1">*1</a> : 実際には７月に発売されたカタログにおいて既に多数のKanon系サークルが見られたことから、発売前である２月の時点でKanonで申し込みをしていたサークルが存在していたようです。</p>
	<p class="footnote"><a href="http://www.rough-note.net/index.cgi/085#n2" name="fn2">*2</a> : 「はじめの一歩」における幕ノ内一歩の必殺技の数々</p>
</div>

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]]></description>
	</item>
	<item>
		<title>同人誌感想記 第33回「近いこと 遠いこと」「さきのはなし」</title>
		<link>http://www.rough-note.net/index.cgi/084#tm1244895934</link>
		<guid>http://www.rough-note.net/index.cgi/084</guid>
		<category>同人-同人誌感想記</category>
		<pubDate>Sat, 13 Jun 2009 12:24:11 GMT</pubDate>
		<author>鷹取かずき</author>
		<description><![CDATA[<div class="section">
(これまで紹介した作品の一覧は<b><a href="http://www.rough-note.net/index.cgi/doujinreview">こちら</A></B>です。)<hr><img src="http://www.rough-note.net/images/chikaikoto.jpg"><img src="http://www.rough-note.net/images/sakinohanashi.jpg"><br><b>タイトル：「近いこと 遠いこと」「さきのはなし」<br>
サークル名：下り坂道　　　作者：双見 酔さん<br>
ジャンル：創作　　　購入イベント：コミティア in 東京88(2009.5.5)<br>
傾向：学生同士と年の差同士の、それぞれの恋のやりとり</b><br>
<br>
　放課後、誰もいなくなった教室で小説を読みふけるのが楽しみな男の子・八坂。いつも一人きりなはずの彼だったが、学年が変わるとともに乃木山という女の子がともに教室にいるようになる。やがて彼女とも小説のことをきっかりに話すようになり、ともに帰るようにもなる。しかし、それは彼女にとってはあることからの"逃げ"だった。<br>
<br>
　一人きりの空間にもう一人が加わり、その一方ではいつも一緒にいたはずの場所から一人がいなくなってしまう……どちらも学生の切ない恋模様を描いた表裏一体のお話で、八坂視点の「近いこと」では乃木山がどうしてこの場にいるのか、そして乃木山視点の「遠いこと」ではどうして乃木山がその行動に至ったのかという経緯を外面と内面の両方から丁寧に描かれています。だからといって切なすぎるというわけではなく、八坂と話していくうちに少しずつ打ち解けるようになり、幕間で乃木山のお茶目な姿を見ることもできます。<br>
<br>
　また、乃木山がどうして来るようになったのかを知った八坂の心の移り変わりも「初恋」というちょっぴり切ない記憶を想起させたり。かと思えば、彼も乃木山との日々が満更でも無いようで……といった感じに、甘かったり苦かったりといういろんな「恋模様」が味わえる作品となっています。<br>
<br>
「さきのはなし」も恋愛がテーマの作品ですが、こちらは小説家と高校生による「進路」のお話。学生時代に誰もが通ることになるものですが、職業という確としたものでなく「想い」という意志だけでも確かに進路になるんだなと。ただ歩道橋で佇んでるのを見てるだけで「自殺願望者」と早合点する早樹と、無防備かつぽややんの修平のやりとりが見てて微笑ましいところ。こちらも「二人だけ」の独特な空間があり、じっくりと楽しむことができました。<br>

</div>

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]]></description>
	</item>
	<item>
		<title>同人誌感想記 第32回「見晴ンです」シリーズ</title>
		<link>http://www.rough-note.net/index.cgi/083#tm1244814287</link>
		<guid>http://www.rough-note.net/index.cgi/083</guid>
		<category>同人-同人誌感想記</category>
		<pubDate>Fri, 12 Jun 2009 13:04:51 GMT</pubDate>
		<author>鷹取かずき</author>
		<description><![CDATA[<div class="section">
(これまで紹介した作品の一覧は<b><a href="http://www.rough-note.net/index.cgi/doujinreview">こちら</A></B>です。)<hr><img src="http://www.rough-note.net/images/miharundesu1.jpg"><img src="http://www.rough-note.net/images/miharundesu2.jpg"><br><b>タイトル：「見晴ンです」「見晴ンです２」<br>
サークル名：茶々組 <b><a href="http://www.r-c-s.sakura.ne.jp/" target="_blank">(Homepage)</A></B>　　作者：竜之介さん　　　ジャンル：ときめきメモリアル<br>
購入イベント：コミックマーケット50・ときめきパーティーセンセーション３(1996.8.4、1997.5.25)<br>
傾向：突撃王・館林見晴の戦歴の数々<br>
<font color="red">※現在、在庫は無くなっており完売とのことです。</font></b><br>
<br>
　1994年「ときめきメモリアル」がＰＣエンジンにて発売。その後95年からプレイステーション、セガサターン、スーパーファミコン、Windowsといった主要ゲーム機に移植され、爆発的に人気が広がっていった、家庭用ゲームにおけるギャルゲーの元祖とも言える作品です。登場キャラクターが多く、二次創作においても想起させるような要素が多かったことから同人誌も数多く発行され「ときめきパーティーセンセーション」などの様々なオンリーイベントが開かれました。<br>
<br>
　ゲームでは藤崎詩織や虹野沙希といったメインキャラの他、伊集院レイや館林見晴という隠しキャラも存在し、特に見晴はゲーム中にぶつかってきたりしてちょこちょこ存在感を主張したり、隠しイベント<span class="footnote"><a title="しかも他キャラルートにおいて主人公に別れを告げる役回り。" href="http://www.rough-note.net/index.cgi/083#fn1" name="n1">*1</a></span>で今で言うストーカーチックながらも、エンディングやその隠しイベントで見せる健気さでメインキャラに匹敵する人気を得ていました。今回の同人誌はその館林見晴をフューチャーした「見晴ンです」シリーズ。「ぶつかってくる」＝「突撃」ということで「突撃王」と冠された彼女の活躍……もとい暴走が繰り広げられる同人誌です。<br>
<br>
　朝日奈夕子固有イベントで夕子が主人公にぶつかったのを見た見晴が、それに倣って突撃したことで主人公に大怪我を負わせたことを皮切りに、自分の情報を漏らそうとした主人公の友人・好雄に突撃(３Ｆの窓から落下→救急車)、別ヒロイン・沙希に応援されそうになったところを突撃(キャプ●ン翼ばりにゴールネットを突き破る→瞳孔開く)、正体を明かしたレイをぶん殴った勢いで伝説の樹にぶつける(伝説の樹、脆くも折れる)など突撃王としてやりたい放題。２ではさらにフォークダンスで踊りたいがために他の女子に突撃したり(校庭が阿鼻叫喚の嵐)、隠しイベントで別れを告げつつ突撃したら紐緒結奈に目をつけられて返り討ちにしたり(世界征服から救うことに)と、彼女の突撃王っぷりが余すところ無く繰り広げられていきます。<br>
<br>
　突撃だけではなく、１では意図的、２では偶発的に詩織の爆弾を炸裂させるという策士っぷりも。最終的にはその詩織と対峙することになって彼女の完璧っぷりに負けてしまい、主人公に別れを告げるとともに伝説の樹にも別れを告げ突撃(主人公＆詩織がそのとばっちり)……彼女の印象といえば確かに「よくぶつかってくる女の子」ですが、それをここまで広げるのは凄まじいなと思いました。本編だけでなく、両作の裏表紙(１は二人の思い出の写真、２は隠しイベント中涙する見晴の写真)も実に愛情がこもった作画。特に１は原作のおまけでは想い出の場面が少なかっただけに、物語の裏側ではこんな感じだったんだろうなと感じられる佳き構成でした。<br>
<br>
　竜之介さんといえば本作の他にもバイオレンスな詩織<span class="footnote"><a title="オールフルカラー同人誌「いや～んばくだん」での「主人公による詩織への血の誓約書」は、オールカラーだったこともあり特に凄まじかったです。" href="http://www.rough-note.net/index.cgi/083#fn2" name="n2">*2</a></span>や告白直前でヒロイン全員がバトルロイヤル(notロワイアル)といったインパクトの強い作品が印象的でしたが、見晴が一番のお気に入りということもあってか、本作はまさにその真骨頂ともいえる作品でした。<br>

</div>
<div class="footnote">
	<p class="footnote"><a href="http://www.rough-note.net/index.cgi/083#n1" name="fn1">*1</a> : しかも他キャラルートにおいて主人公に別れを告げる役回り。</p>
	<p class="footnote"><a href="http://www.rough-note.net/index.cgi/083#n2" name="fn2">*2</a> : オールフルカラー同人誌「いや～んばくだん」での<b><font color="red">「主人公による詩織への血の誓約書」</font></B>は、オールカラーだったこともあり特に凄まじかったです。</p>
</div>

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]]></description>
	</item>
	<item>
		<title>同人誌感想記 第31回「ばよえ～ん！ぐぅぅ～」シリーズ</title>
		<link>http://www.rough-note.net/index.cgi/082#tm1244728993</link>
		<guid>http://www.rough-note.net/index.cgi/082</guid>
		<category>同人-同人誌感想記</category>
		<pubDate>Thu, 11 Jun 2009 13:59:23 GMT</pubDate>
		<author>鷹取かずき</author>
		<description><![CDATA[<div class="section">
(これまで紹介した作品の一覧は<b><a href="http://www.rough-note.net/index.cgi/doujinreview">こちら</A></B>です。)<hr><img src="http://www.rough-note.net/images/bayoe-n1.jpg"><img src="http://www.rough-note.net/images/bayoe-n2.jpg"><br><b>タイトル：がんばるたまご！ばよえ～ん！ぐぅぅ～<br>
　　　　　　おひさまさんさん！ばよえ～ん！ぐぅぅ～<br>
サークル名：ぽこぺん、ぽこぺん。 <b><a href="http://www31.ocn.ne.jp/~pokopen_pokopen/" target="_blank">(Homepage)</A></B>　　作者：東雲萌黄さん<br>
ジャンル：ぷよぷよ通＆ぷよぷよＳＵＮ　　購入イベント：コミックマーケット50・53(1996.8.4、1997.12.29)<br>
傾向：オールキャラコメディ</b><br>
<br>
　1994年頃から始まったアーケード・家庭用ゲーム「ぷよぷよ」シリーズのブーム。元々は「魔導物語１２３」というＲＰＧの派生作品として発表されたものでしたが、全国でぷよぷよ大会が開かれるほどの盛況に。その人気から「なぞぷよ」「ルルーのルー」などさらなる派生作品などが生まれ、同人誌も多くのサークルから発行され即売会で人気を誇っていました。<span class="footnote"><a title="但し、その後コンパイルの業績不振・経営破綻により現在は下火になってしまいましたが……" href="http://www.rough-note.net/index.cgi/082#fn1" name="n1">*1</a></span><br>
<br>
　東雲萌黄さんが発行されたぷよぷよシリーズ本「がんばるたまご！ばよえ～ん！ぐぅぅ～」「おひさまさんさん！ばよえ～ん！ぐぅぅ～」は、各作品の個性豊かなキャラクターが一堂に会した同人誌。前者にはタカビーなウィッチが友人のドラコケンタウロスやハーピーのように空を飛んでみたいと願うお話や、下半身がトマトな羊・パロメッツと食いしん坊なカーバンクル(カーくん)、そしてアルルやマンドレイクをめぐるお話、後者には寝ぼけながら飛んでいたドラコケンタウロスが木にぶつかってしまい、サタン特注のクリスタルカーバンクル像を壊してしまうお話や、ウィッチがマンドレイクの花を狙っていたら変態<span class="footnote"><a title="「魔導物語」シリーズからおなじみの白髪の魔導士・シェゾのこと。アルルに「お前が欲しい」と言い寄ってしまったがために「変態」と言われる。" href="http://www.rough-note.net/index.cgi/082#fn2" name="n2">*2</a></span>まで乱入してきて、逆に守ることになるというお話など、バラエティ豊かな作品の数々が収録されています。<br>
<br>
　それぞれのキャラが生き生きとしていて、ウィッチはタカビーでありながらも実は人情深かったり、カーくんの食いしん坊っぷりやフリーダムっぷりが目立っていたりと読んでいて実に楽しげな雰囲気があふれています。中でも目を惹くのは、唯我独尊キャラ・ルルーの性格をカーバンクルそっくりの容姿・サイズに詰め込んだオリジナルキャラ・ラビバンクルの存在。アルルのもとにいるカーくんを慕っている彼女は、ルルーと正反対にサタンのことを無茶苦茶毛嫌いしたりアルルをライバル視したりと何かと好戦的なのですが、ぷよぷよ対決中に踊っているカーくんに見とれて負けてしまったり、カーくんに自ら作ったクッキーを食べてもらって<span class="footnote"><a title="でも、カーくんの中では「横取り」らしい……" href="http://www.rough-note.net/index.cgi/082#fn3" name="n3">*3</a></span>惚れ直したりとなかなか可愛らしいキャラなのです。完全なオリジナルとしてではなく、ルルーと似たもの同士にしたことで違和感なくぷよの世界に溶け込み、楽しんで読むことが出来ました。<br>
<br>
　主要キャラだけでなく、多くのキャラが勢揃いの表紙もコミカルタッチで楽しげ。しっかりと「のみ」<span class="footnote"><a title="そのものズバリ「蚤」。「ここにいる」と矢印付きで居場所が示される、おそらくゲーム界屈指の省ドット敵キャラ。" href="http://www.rough-note.net/index.cgi/082#fn4" name="n4">*4</a></span>までいて思わず笑ってしまうほど。一つ一つのキャラがしっかりと、だけど表情豊かに描かれていてこっちまで笑顔になれる楽しい本でした。<br>

</div>
<div class="footnote">
	<p class="footnote"><a href="http://www.rough-note.net/index.cgi/082#n1" name="fn1">*1</a> : 但し、その後コンパイルの業績不振・経営破綻により現在は下火になってしまいましたが……</p>
	<p class="footnote"><a href="http://www.rough-note.net/index.cgi/082#n2" name="fn2">*2</a> : 「魔導物語」シリーズからおなじみの白髪の魔導士・シェゾのこと。アルルに「お前が欲しい」と言い寄ってしまったがために「変態」と言われる。</p>
	<p class="footnote"><a href="http://www.rough-note.net/index.cgi/082#n3" name="fn3">*3</a> : でも、カーくんの中では「横取り」らしい……</p>
	<p class="footnote"><a href="http://www.rough-note.net/index.cgi/082#n4" name="fn4">*4</a> : そのものズバリ「蚤」。「ここにいる」と矢印付きで居場所が示される、おそらくゲーム界屈指の省ドット敵キャラ。</p>
</div>

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]]></description>
	</item>
	<item>
		<title>同人誌感想記 第30回「one's will」</title>
		<link>http://www.rough-note.net/index.cgi/081#tm1244641171</link>
		<guid>http://www.rough-note.net/index.cgi/081</guid>
		<category>同人-同人誌感想記</category>
		<pubDate>Wed, 10 Jun 2009 13:37:46 GMT</pubDate>
		<author>鷹取かずき</author>
		<description><![CDATA[<div class="section">
(これまで紹介した作品の一覧は<b><a href="http://www.rough-note.net/index.cgi/doujinreview">こちら</A></B>です。)<hr><img src="http://www.rough-note.net/images/oneswill.jpg" align="left"><b>タイトル：one's will<br>
サークル名：EVER BLUE <b><a href="http://www.kurorepo.net/" target="_blank">(Homepage)</A></B>　　作者：夜凪ゆとさん<br>
ジャンル：WILD ARMS Altercode:F　　購入イベント：コミックマーケット75(2008.12.29)<br>
傾向：シリアス・ロディの生誕秘話イベント補完</b><br>
<br>
　Playstation1のオリジナルＲＰＧとして発売された「WILD ARMS」。ファンタジーに西部劇テイストがミックスされた世界観やストーリー、なるけみちこ氏などによる美麗な音楽や初めてプレイする者の度肝を抜いたオープニングアニメーションなどで人気を博し、現在はPlaystation2用の「5th Vanguard」までシリーズが展開されています。今回ご紹介する同人誌はその初代作品のリファイン版ともいえる「Altercode:F」から、主人公の一人であるロディの生誕に関するシーンの補完話です。<br>
<br>
　未プレイの方のためにも大きなネタバレは致しませんが、ロディは常人とは異なる能力を持ち、中盤の重要イベントで自らが傷つくことによってその正体を仲間たちだけでなく、何も知らなかったロディ自身も思い知らされることになり、自らの精神の中に閉じこもってしまいます。その正体を見てしまった仲間の一人・セシリアは思うままの感情をこぼし、もう一人の仲間・ザックに咎められ自らの行いに気付く――といった場面からお話は始まり、セシリアのロディへの贖罪や、ザックの仲間としてのロディへの信頼、そして本編イベントの要となっていた"自らの中に閉じこもり、彷徨うロディ"という、それぞれの視点から見た"仲間たち"への想いが一つ一つ描かれています。<br>
<br>
　セシリアは混乱して大切な仲間を遠ざけてしまったことを悔やみ、ザックはそれでも今までのロディとの日々を振り返り仲間を信じ、ロディは絶望にありながらも仲間たちの呼びかけに応えようとする……原作の特色である"仲間たちの結束の強さ"という要素をよく活かし、最終的にその原因である「異能力」をも信頼へと変えていくという展開には、原作をプレイした当時に感じていた間隙が埋まっていくかのような思いでした。<br>
<br>
　ラフでありながら、隅々まで陰影などが行き届いた画風も原作の雰囲気を感じられるもの。プレイしてから長い月日が経ちますが、プレイした当時の記憶が思い起こされる佳き作品でした。<br>

</div>

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