夢の花……、幻の花……

Written by Kazuki Takatori










おかにさくはな

ゆめのはな

かぜがふくたび

ゆめつむぐ




おかにさくはな

まぼろしのはな

ゆきがふるたび

ゆめみせる




はなはかんじる

ひとのこころ

はなはうけつぐ

けもののこころ




ゆめをつたえて

うつつにのこす

ちいさなまぼろし

ひとときのうつつに




たのしいゆめ

やさしいまぼろし


こわいゆめ

かなしいまぼろし






かぜにふかれて

ちったはな

ゆめがたえて

かなしみのこす




ゆきがつもって

かれたはな

まぼろしきえて

すべてがきえる




なんどもなんども

くりかえされて

つもったかなしみ

ちにつもる




いのり のこして

いぶき のこして

おもい のこして

ねがい のこして




はるがきて

ずっとはるだったら

はるがきて

ずっとさいていられたら




はなのねがい

ひとのねがい

けもののねがい

すべてのねがい




おかにあつまり

だんだんつもって

ちいさなちいさな

つぼみうむ




くさむらに

ぽつんとひとつ

こかげのなかで

ゆめみながら








おかにさくはな

ゆめのはな

とわのじかんの

ゆめつむぐ




おかにさくはな

まぼろしのはな

とわのじかんに

あやかしみせる






おもいをこめた


ゆめみせる


ねがいをこめた


まぼろしに










 この作品は、飯島俊成氏の同名作品に触発された詩です。

飯島氏のHPにて原曲が公開されていますので、是非ともお聴きください。


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