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2009年11月の日記

2009/11/28(土) 同人誌感想記 第46回「屋上のカノジョ」

(これまで紹介した作品の一覧はこちらです。)
タイトル:屋上のカノジョ
サークル名:辺境屋 (HomePage)  作者:木野 陽さん
ジャンル:創作  購入イベント:COMITIA 90(2009.11.15)
傾向:ほのぼの建物ファンタジー。住人と"被"住人の物語。


 あらゆる建物の屋上に、小さな社が建つ大都会。その社には「屋敷童子」が住み家を護っているけれども、老朽化した建物はさすがに解体しないといけない。そんな屋敷童子たちと意志を通わせることができる解体コンサルタント・山田は、古くなった建物の社を廻っては彼らから解体の許可を得る役目を負っていた。それは山田の住まいである築六十年のボロアパートでも例外ではなく、屋上菜園を兼ねている屋上で屋敷童子がいるはずの社に訪れることに。そこに屋敷童子の姿は無く、途方に暮れる山田をよそに菜園の発案者でありちょっと気になる女性・日高さんと住人のおばさんたちが菜園へとやってきた。楽しく収穫をしながらも今の"住まい"が解体されることに不満を募らせるおばさん方。その会話を聞いていた日高さんも表情を曇らせ……

「座敷童子」ではなく、建物をまるごと守護している「屋敷童子」と、その建物を壊すために交渉する「解体コンサルタント」のお話。少し気弱な山田と快活な日高さんが中心となり「住んでいる人」「住まわれている人」、「壊す人」「守る人」といった相反した立場を見せつつ物語が展開していきます。もちろん他にもアパートの住人がいたりするのですが、それと同じように建物に「住まわれる」屋敷童子がいて、それぞれが様々な姿を持ち、それぞれ自らの想いを持っているというのが非常に個性的。解体することに納得する住人・屋敷童子もいれば、納得できない住人・屋敷童子もいる。その狭間で「壊す」という立場でいる山田の、そして立場の垣根を越えてしまった日高さんの姿を通して、彼らの想いが綴られていきます。

 壊すための交渉は、山田にとっての「仕事」。自らの住まいを壊すことさえあまり躊躇していなかった中で直面した屋敷童子の想い、日高さんの想い、そして自らの想いにより彼は強く動揺してしまうのですが、自らの立場を熟慮した上で屋敷童子のことや日高さんの想いを理解し、その後奔走していく姿は「ただ仕事を進めるだけ」だった冒頭からの彼の成長が伺えるものでした。終盤の「新しい場所」に元住人などの人々が集まり、日高さんが山田に見せた笑顔はそんな彼らの「想い」の結実とも言えるでしょう。

 ほのぼのとした雰囲気の中でも、ひしひしと人々や童子たちの想いが感じられた本作。夜のアパート前が描かれた表紙は、窓から見える灯りや住人の表情から生活が伺え暖かみのある"プロローグ"。そして、最後のページまで読み終わってからまた表紙をめくって見る扉絵は、建物のミニチュアとともに物語に関わる人々などの姿が描かれた"エピローグ"……確と定義されているわけではないのですが、そう思えるくらい本の全体が物語となっていて、全てを読み終えて初めて感じられたその構成に思わず「やられた!」唸ってしまいました。

2009/11/26(木) 同人誌感想記 第45回「After Party」

(これまで紹介した作品の一覧はこちらです。)
タイトル:After Party
サークル名:MIX-ISM (HomePage) & さくらぢま (HomePage)
作者:犬威赤彦さん&バーニア800さん&マテバ牛乳さん(他ゲスト多数)
ジャンル:こみっくパーティー  購入イベント:サンシャインクリエイション45(2009.9.27)
傾向:パーティーはまだまだ続いていく。「こみっくパーティー」発売10周年記念本


 1999年、美少女ゲームメーカー「Leaf」に新しく出来た東京開発室が制作した「こみっくパーティー」というソフトが発売されました。それまでLeafはWindowsで「雫」「痕」「To Heart」というビジュアルノベルシリーズや「WHITE ALBUM」といったアドベンチャーゲームを発売してきましたが、本作は育成型シミュレーション+アドベンチャーゲームという形態をとっており、しかもテーマが「同人誌制作」という非常に珍しい作品でした。ヒロインも一般人やサークル側(こだわり、流行り物、創作)、印刷所、スタッフ、コスプレイヤー、アイドル声優、隠しキャラとして読者と同人誌即売会に関わる人々というラインナップで、彼女たちとのやりとりや同人に纏わる様々な出来事が織り交ぜられたシナリオが人気を博しました。*1

 それから10年経った2009年秋。ふらりと出かけた即売会で「ケースに入った同人誌」という珍しい本を見かけて手に取ってみると、そこに冠されていたのは「Let's celebrate the 10th anniversary.」の文字が。よく読んでみると電撃大王(メディアワークス・刊)で漫画版「こみパ」を描いていた犬威赤彦さんの「MIX-ISM」、そして長年こみパの同人誌を描かれてきたバーニア800さんとマテバ牛乳さんの「さくらぢま」が中心となって制作し、さらには百数十名ものこみパファンがゲストとして参加されているというとても濃密な同人誌だったのです。

 224Pという大ボリュームのこの同人誌は「こみパ10周年」をテーマにした漫画やお祝いイラストなどで構成され、キャラクターそれぞれの「10年」経過を読むことが出来たり、現在様々な現場で活躍されている方々のこみパへの思い入れなどがあふれていたりとパワフルさに溢れています。また、作りも大変凝っていて、上記の画像では瑞希・大志・和樹・詠美・由宇の姿が写されたカラー写真のようになっていますが、前出の「ケース」を外すと左のように、こみパ主人公・友人・ヒロインが朝焼けのビッグサイト前で大集合という絵柄に。*2思わずこれにはスペース前で「やられた!」と声を出してしまいそうになったほどです。

 漫画はというと「さくらぢま」のお二人が「10年後も相変わらずだけど、成長したところも見せたりしている面々」というお話で、犬威さんが「10年経って見失いかけていたものを思い出す」というお話。前者の舞台は〆切当日で、このゲーム特有の「修羅場モード」でひっちゃかめっちゃかになってる面々を描いていて、相変わらずマイペースに周りを巻き込む大志に、いざとなればとにかく突っ走る由宇。おバカだけど腕を思いっきり振るう詠美に、ゲーム時とは違い気丈に振る舞えるように成長した彩と、ヒロイン同士のやりとりも多く賑やかだという「こみパ」らしい魅力に溢れています。

 後者の作品は、本編から10年が経って「漫画への情熱」を忘れかけていた和樹が、居眠り中に妻・瑞希が起こそうと振るった釘バット*3によって1999年のこみパ会場に飛ばされてしまうというお話。10年前のこみパ会場にいたのはまさにその当時のヒロインたちで、やりとりはその当時と変わらないのですが、10年後から来た和樹にとってはそのやりとりが「原点」そのもの。目覚める直前、最後に現れた人物も和樹にとって同人誌――漫画に触れることになった「原点」。そして、プレイした側にとっても彼・彼女たちの姿は「こみパ」という作品の「原点」。読んでいるうちに、当時のことやゲーム中の出来事が鮮明に思い出されてきました。

 百数十人にも及ぶゲストの方々のこみパへの想いも強く、漫画にイラストに写真に文章とこみパへの情熱がギッシリ。熱狂冷めやらぬパーティーのごとき熱さが、この本からひしひしと感じられました。

*1 : Nifty-Serve(現・@nifty) FCGAMEX(コンピューターゲームXフォーラム)貴方が選ぶベストゲーム'99 '99ベストXゲーム部門第3位。余談として1位は「Kanon」、2位は「加奈〜いもうと〜」。4位は「とらいあんぐるハート2 さざなみ女子寮」でした。

*2 : さらに、カバーを外してみれば、そこには「たて」「よこ」というある種こみパに欠かせない二人の姿まであったりして。

*3 : 漫画版の独自設定です。

2009/11/24(火) 同人誌感想記 第44回「手のひらの宇宙」「dear our wonderful lives」

(これまで紹介した作品の一覧はこちらです。)
タイトル:手のひらの宇宙
サークル名:岡崎工房 (HomePage)  作者:岡崎裕樹さん
ジャンル:ドラゴンクエスト5 天空の花嫁  購入イベント:コミックマーケット75(2009.12.28)
傾向:敵襲により記憶を失ってしまった双子の弟。守れなかった姉は記憶が戻らないことに焦りを覚え……


 もはや国民的RPGと言っても差し支えないゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズ。ファミリーコンピューターからスーパーファミコンにプラットホームを移した「ドラゴンクエスト5 天空の花嫁」は幼年期から青年期までという長い時の流れを舞台とし、妻を娶り、魔物が仲間となり、主人公ではなく生まれてくる息子が勇者になるというこれまでとは異なる構成の作品でした。その後、プレイステーション2やニンテンドーDSにも移植されるなど長い人気を博し、同人誌でも様々な方が本作の物語を描かれています。

 本作は、主人公・リュカの息子であるレヴィストと、その双子の姉であるファーナのお話。戦闘中、ギカンテスに痛恨の一撃を放たれたレヴィストは昏睡の後に全ての記憶を失ってしまう。両親のことも仲間だったモンスター達のことも忘れたことに不安を覚えるレヴィストだったが、中でもファーナの悲しそうな表情が脳裏に焼き付いていた。ファーナも同様で、レヴィストを連れ歩くことで記憶が蘇ることを期待するも状態は変わらないまま。そして、思い出せないことを謝るレヴィストに彼女は「レヴィストのことなんか、もういらない!」と告げ、ルーラで去ってしまうのだった。

 全てのこと――勇者であったことさえも忘れてしまった弟と、彼との想い出を心に刻み続けている姉。双子のうち自らでなくレヴィストのほうが勇者となり寂しかったことも、二人でサンチョを追い両親を捜すために城を出たことも、何もかもがファーナにとって全てが大切な想い出。いつもその手にはレヴィストの手を握っていて、導かれたり、ともに勇気を出し合ったりしていた。でも、何もかもを覚えていない彼に手を握られたことを拒絶したときには、それらの全てを失ってしまったという絶望感が感じられました。それだけレヴィストと一緒であったことが大切だったということだと思うのですが、それはレヴィストにとっても一緒。記憶を失ってしまった彼にとってもそれは拠り所だったようであり、やがてそれが希望へと繋がっていくシーンには二人の絆の強さが感じられます。

 PS2版・DS版でこそ彼ら双子の台詞が多く用意されていますが、こうして互いの想いや葛藤というのはなかなか見えないもの。自ら勇者でないことへの葛藤や両親を見つけるという強い決意などが様々な登場人物とのやりとりの中で感じられ、あのシーンの裏側ではこんなやりとりがあったのかなという想像が自然に広がっていくかのような思いでした。また、リュカとビアンカといった両親もしっかりお父さん・お母さんしていて、ビアンカはファーナを抱きしめ、リュカは優しくも真正面からしっかりと諭しているのは微笑ましいところ。「家族」というのがしっかりと描かれているのが、とても見応えがありました。

 岡崎さんが執筆されたDQ5を題材にした作品は多く、近刊であり過去作品総集編となる「dear our wonderful lives」*1はビアンカ編、フローラ編ともに描かれていて、それぞれの両親の影響を受けちょっとずつ性格が違う双子たちが読めるのが興味深かったです。双子だけの物語ではなく、ヘンリーやコリンズ、プサン(マスタードラゴン)や「かつての天空城にいた女性」、そして「導かれし者」など、彼らにまつわる人々たちとの時を越えた――さらには「世界」を越えた物語にもなっており、姉弟や親子としての関わりや、友達や祖先との関わりといった様々な「絆」が広がっていくのがとても心地よかったです。現在はデボラ編も描かれているそうで、岡崎さんによる双子たちのさらなる物語を楽しみにしております。

*1 : 2009.9.21 ドラゴンクエストオンリーイベント「もうひとつのせかい」にて購入

2009/11/22(日) 同人誌感想記 第43回「パパは小学4年生」シリーズ

(これまで紹介した作品の一覧はこちらです。)
タイトル:パパは小学4年生 Vol.10〜12
サークル名:MEGAPLUS (HomePage)  作者:廈門 潤さん(現・陸乃家鴨さん)
ジャンル:ママは小学4年生  購入イベント:コミックマーケット67(2004.12.28)
傾向:本編後の未来、今度は大介がタイムスリップする。


 かつて「日本テレビ夕方5時」といえば、アニメ作品の黄金時代を築いていました。中でも日本サンライズ(現・サンライズ)制作枠は非常に人気が高く、88年の「魔神英雄伝ワタル」を皮切りに、89年「魔動王グランゾート」、90年「魔神英雄伝ワタル2」、91年「新世紀GPXサイバーフォーミュラ」、92年「ママは小学4年生」までの計5作品は子供たちだけでなく女性にも人気があり、同人誌においてもこれらの作品はアニメ系のメインジャンルとなり単独作品アンソロジーが発行されるほどの人気を誇り、二十年前後経った現在でも多くの同人誌が執筆されています。

「ママは小学4年生」は、当時の日本サンライズとしては珍しかった女児向けのアニメ。小学4年生の主人公・なつみが未来からタイムスリップしてきた彼女の娘・みらいを叔母や友人たちと一緒に育てていくというお話で、子供が大人を振り回したりするコメディ要素とともに親子愛・家族愛というドラマ要素が随所に散りばめられた名作でした。

 廈門潤さん(現在は主に「陸乃家鴨」さんとして活動中)もこの作品に魅せられたお一人で、近年まで「パパは小学4年生」シリーズを執筆。主人公であるなつみと大介が成長し、恋仲になっていく姿を300ページ以上にわたって描いた「夢見る時代を過ぎて」シリーズと、劇中劇を長編として描いた「銀河マン」シリーズ、そして未来でのなつみの夫・大介が未来へタイムスリップしてしまう「パパは小学4年生」の3作品を15年近くにわたって執筆されていました。今回ご紹介するのはその中から「パパは小学4年生」……小学生の大介と成長したみらいが出会うお話です。

 結婚から幾年も過ぎ、倦怠期なのか夫・大介を冷たくあしらってしまう妻・なつみ。この日も仕事で帰りが遅くなるという電話を受け、10歳になったみらいに「そんなのじゃママに捨てられちゃうよ」と言われて大介は焦ってしまう。それでも構うことなくみらいがちくちくと大介をいばっているうちに、やがて外の雲行きが怪しくなり会話中に突然カミナリが落ちて電話が途切れてしまう。戸惑うみらいがリビングを見渡すと、テレビの中からいきなり見知らぬ男の子が……混乱する彼女に、なつみが「大介ぇ?!」という耳慣れた父の名前を口にする。彼こそが父・大介の25年前の姿なのだった。

 未来から過去へ飛ばされる本編とはまるで逆の「過去から未来へ飛ばされる」という状況に、主人公・なつみでなくそのケンカ仲間であり未来における夫・大介を放り込むという奇抜な設定ながらも、未来の娘・みらいとの掛け合いも抜群で非常に軽快に読める作品に仕上がっています。なつみも大人の女性になっているものの、夫がいなくなってしまってなんとか自分で頑張ろうとする姿は子供の時と変わらず。でも、その傍らには立派に成長したみらいがいるわけで、彼女の元気さに支えられながら未来に放り込まれた謎をみんなで――過去へ飛ばされた大介を含めて解明していくという、公式に販売されていた後日談ドラマCD「ママは小学4年生 AFTER」とはまた違った「もう一つの未来」がここにあります。

 残念ながら最終話となるVol.12の本誌を購入する機会を逃してしまったのですが、現在はDLSite.comにて前者2作を含めまとめられた作品がダウンロード販売されており、容易に読むことが出来ます。色々と言われているダウンロード販売ではありますが、過去に買い逃してしまった名作がこういった形で読むことが出来るのは非常に有り難いことだと思いました。

2009/11/20(金) 同人誌感想記 第42回「文章系同人誌のための同人誌制作技術」シリーズ

(これまで紹介した作品の一覧はこちらです。)

タイトル:文章系同人誌のための同人誌制作技術 基本技術篇・DTP&データ入稿篇
サークル名:懐旧的映像資料室   作者:福井県人さん
ジャンル:評論・解説  購入イベント:コミックマーケット75(2008.12.30) 同76(2009.8.16)
傾向:小説・文章系のためのデジタル制作解説本


 自分は主に文章系の同人誌を制作していて、毎回Wordシリーズを使用して入稿・出力していたのですが、レイアウトのソフトウェア的な制約上どうしても納得行かずに試行錯誤を繰り返して時間を食ってしまうことが多くありました。「Adobe Indesign」などの専門的なソフトは確かにあるものの、パーソナルユースではどうしても手を出すことが出来ない価格とスペックに我慢せざるを得なかったり……でも、やっぱりある程度見栄えのするレイアウトで本を作りたい、と思うこともあるわけです。今回ご紹介するのは、そんな文章系同人誌作りの一助となる本「文章系同人誌のための同人誌制作技術」シリーズ」です。

 本作は、レイアウトや印刷方法などの基本知識やハイエンド用からパーソナルユース用まで取りそろえられたDTPソフト・非DTP用ソフトでのレイアウト・文書制作方法の紹介や解説、デジタル入稿の際にそれぞれのソフトで必要となる作業の解説など、文章系同人誌を制作する際に参考になる記事で構成。スクリーンショットや図面による解説も非常に多く、大変わかりやすい作りになっています。

「基本技術篇」では主に作品のレイアウトや構成のことが中心となっており、判型によるレイアウト・構成の仕方や文章系同人誌によく使われるフォントの違い、またそれによる字間・行間なども詳しい凡例が掲載されていて、実にわかりやすい作りになっています。小説系同人誌だけでなく、評論系同人誌やガイドブックなどにも使えるような要素が十分に盛り込まれている良き参考書ではないでしようか。

「DTP&データ入稿篇」では「Adobe Indesign」「Microsoft Word」「一太郎」「パーソナル編集長」といったDTP用・非DTP用ソフトによる制作方法が主となっており、文章系同人誌を制作する際のそれぞれのソフトの特徴や長所・欠点が提示された上で、同じ様な構成をそれぞれのソフトでどういった形で制作すればいいのかという方法が記載されています。後半では入稿におけるPDFファイルの制作方法や無料PDFファイル作成ソフトの欠点やその事例、補完方法などもあったりとデジタル入稿の際には一助になりそう。また、2009年夏版からは新しく「OpenOffice.org」にも触れられていたりPDFファイルの面などでも様々な補記・改訂がなされています。

 実際、2008年の冬コミで本作を読んだ後に今まで全く知らなかった「パーソナル編集長7」(後に乗り換えキャンペーンにより「8」へ移行)を購入して同人誌制作用に利用してみたのですが、これが小説本を作る上で実に使いやすく現在も愛用しております。*1

 文章系同人誌の参考書というのは市販の者でもあまり種類がなかったのですが、本作はレイアウトの参考の他にソフト選択の面でも、また既存のソフトを利用する面でも参考になるシリーズかと思われます。

*1 : このソフトの事は、また今後別個の記事として書くことにします。