▼ 2008/11/23(日) 見えないことへの不安――「コミックマーケット」見本誌図書館設立問題
前々回"【重要】高みでの独走――「コミックマーケット」見本誌図書館設立問題"からの続きの記事です。
前々回では基本的に「なんでサークルに向けてはっきり周知しないのか」と「個人情報などの扱いは本当にそれでいいのか」という疑問点を挙げた形の記事にしたわけですが、自分としては5月7日の記事(積み重ねられてきた、そして積み重ねるべき「信頼」――「COMIC1」見本誌寄贈問題)に書いたとおり、自分は問題点や課題をクリアしてさえいれば同人誌図書館はあってもいいと考えている立場です。個人的にその一例を挙げてみると、
以前は奥付に住所+本名というのが通常でしたが、近年の社会情勢によってそのまま載せるのは危険という風潮が広まってきました。特に女性サークルや現在商業誌などで活動される方にその傾向が強く、メールアドレスやURLを連絡先として記載する方も増えてきました。*1
そして、現在商業誌の第一線で活躍している方の同人誌時代の奥付などを見ると、しっかり住所が書いてあったりするものもあります。今となっては知られたくないという人もいらっしゃるでしょうし、何より「今は住んでいない」場所だとしたらトラブルの元にもなりかねません。
でも、局留めなどへの変更や消し修正などで対応できるのであれば、協力したいと思うサークルの方もいらっしゃるでしょう。今まで見本誌に関してはサークルと準備会の信頼関係のもとに成り立ってきたわけですから、柔軟性を持った上での運営であれば信頼は築けるはずです。また、そういった窓口を設ければ副次効果として「カレントアウェアネス」に記載されていた「コミケ・コミティア以外の同人誌の収集」も可能でしょう。
考えられるものの一例としてこのように挙げてみましたが、そういった形である程度のビジョンを提示していれば、サークル側も前提知識を得て考えることが出来ると思います。しかし、これまでそれがサークル側に提示されることはありませんでした。『構想』に関しては、以前のコミケットマニュアルから書いてあるというのはマニュアルをよく読んでいる方なら知っている方もいるでしょう。また、今回のアンケート結果の報告自体は準備会が設問したものですから、ここまでは全くもって問題ないと思います。ですが、まだビジョンを提示していない状態(もしくは、まだ構想も確定していない段階)で「反対意見」云々の文言を出したのは、単に思ったことを書いた人間にとってはあまりにも唐突すぎるのではないでしょうか。
COMIC1の時と同様に漠然としたまま進められては、事態が把握しづらいサークルにとって不安ばかりが募ると思うのです。C74の拡大準備集会の際に「見本誌については場所、サークルへの伺いなどの問題が多い」という準備会からの発言があり、カレントアウェアネスでも懸念事項として書かれていたことを考えると、さすがにそのあたりは念頭には置いているようですので、もう少し焦らず、サークル側にもわかりやすいように段階的に事を運んでいただきたいと思うのです。
今回の自分の発言が各所に不要な騒動の種を撒いてしまったり、煽るような形になってしまったかもしれません。ですが、以前と同様に置いてきぼりにされ「見えない」ことで不安になっているサークル側の人間がいることも皆様にわかっていただきたいのです。全てが全て理解している、知っている、かつ納得できる人間ばかりではないのです。「不安に思うこと自体が甘い」という方や「理念から逸脱した考えだ」と思う方もいらっしゃるでしょう。けれども、サークル側の中には事実そう思っている人間もいるということで、前々回から今回までこのように記させていただいた次第です。
前々回では基本的に「なんでサークルに向けてはっきり周知しないのか」と「個人情報などの扱いは本当にそれでいいのか」という疑問点を挙げた形の記事にしたわけですが、自分としては5月7日の記事(積み重ねられてきた、そして積み重ねるべき「信頼」――「COMIC1」見本誌寄贈問題)に書いたとおり、自分は問題点や課題をクリアしてさえいれば同人誌図書館はあってもいいと考えている立場です。個人的にその一例を挙げてみると、
- 個人情報に関しての対応。
(社会情勢の変化によるプライバシーなどへの対応) - サークル側としっかり折衝してほしい。
(互いに信頼関係を築いた上で) - 持ち去り・盗撮などへの対策はしっかりしてほしい。
(これはおそらく構想の中にあると思われますが) - 設立構想に際しての経緯・ビジョンなどをちゃんと説明してほしい。 etc.
以前は奥付に住所+本名というのが通常でしたが、近年の社会情勢によってそのまま載せるのは危険という風潮が広まってきました。特に女性サークルや現在商業誌などで活動される方にその傾向が強く、メールアドレスやURLを連絡先として記載する方も増えてきました。*1
そして、現在商業誌の第一線で活躍している方の同人誌時代の奥付などを見ると、しっかり住所が書いてあったりするものもあります。今となっては知られたくないという人もいらっしゃるでしょうし、何より「今は住んでいない」場所だとしたらトラブルの元にもなりかねません。
でも、局留めなどへの変更や消し修正などで対応できるのであれば、協力したいと思うサークルの方もいらっしゃるでしょう。今まで見本誌に関してはサークルと準備会の信頼関係のもとに成り立ってきたわけですから、柔軟性を持った上での運営であれば信頼は築けるはずです。また、そういった窓口を設ければ副次効果として「カレントアウェアネス」に記載されていた「コミケ・コミティア以外の同人誌の収集」も可能でしょう。
考えられるものの一例としてこのように挙げてみましたが、そういった形である程度のビジョンを提示していれば、サークル側も前提知識を得て考えることが出来ると思います。しかし、これまでそれがサークル側に提示されることはありませんでした。『構想』に関しては、以前のコミケットマニュアルから書いてあるというのはマニュアルをよく読んでいる方なら知っている方もいるでしょう。また、今回のアンケート結果の報告自体は準備会が設問したものですから、ここまでは全くもって問題ないと思います。ですが、まだビジョンを提示していない状態(もしくは、まだ構想も確定していない段階)で「反対意見」云々の文言を出したのは、単に思ったことを書いた人間にとってはあまりにも唐突すぎるのではないでしょうか。
COMIC1の時と同様に漠然としたまま進められては、事態が把握しづらいサークルにとって不安ばかりが募ると思うのです。C74の拡大準備集会の際に「見本誌については場所、サークルへの伺いなどの問題が多い」という準備会からの発言があり、カレントアウェアネスでも懸念事項として書かれていたことを考えると、さすがにそのあたりは念頭には置いているようですので、もう少し焦らず、サークル側にもわかりやすいように段階的に事を運んでいただきたいと思うのです。
今回の自分の発言が各所に不要な騒動の種を撒いてしまったり、煽るような形になってしまったかもしれません。ですが、以前と同様に置いてきぼりにされ「見えない」ことで不安になっているサークル側の人間がいることも皆様にわかっていただきたいのです。全てが全て理解している、知っている、かつ納得できる人間ばかりではないのです。「不安に思うこと自体が甘い」という方や「理念から逸脱した考えだ」と思う方もいらっしゃるでしょう。けれども、サークル側の中には事実そう思っている人間もいるということで、前々回から今回までこのように記させていただいた次第です。
*1 : しかし「発行者責任という面でそれはいかがなものか」という意見も見受けられます。
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