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2009/03/02(月) 「クリエイターズカフェ 秋葉原制作所」に行ってみました。

はてなブックマークの情報 はてなブックマークに登録 はてなブックマーク数 2009/03/02 19:16 同人鷹取かずき
 今日は仕事が休みということで、先日東京・秋葉原にオープンした「クリエイターズカフェ 秋葉原制作所」(http://www.seisakujo.com/)に行ってみました。こちらのお店ですが、いわば「キンコースの機能を備えたネットカフェ」+「レンタルスペースの時間貸し版」+「画材屋」という感じで創作に特化したものとなっています。

 行く際に持っていったのは、現在書いている小説関係のテキストファイルいくつかと同人イベント関係のチラシPDFファイル1つが入ったUSBメモリー、それとメモ帳のみ。文字書きの人間がどれだけ身軽な状態で訪れることが出来るかと思いこのような感じにしてみました。

 てなわけで、以下項目別に感想などをつらつらと。

■ 1.交通・立地
 東京メトロ銀座線・末広町駅から徒歩1〜2分程度となかなかの好立地。秋葉原駅からも、JR電気街口なら気軽に行けると思います。東京メトロの秋葉原駅を利用することが多い人の場合は上野駅・銀座駅などで銀座線に乗り換えたほうが便利かもしれません。

■ 2.利用システム
 入店してすぐ、利用コースを自己申告して受付を済ませるという形。Aコース(500円/60分)、Bコース(1200円/3時間)、Cコース(1800円/6時間 但し24時間営業時、23:00-05:00の受付まで)という3種類が用意されていて、それぞれ「○○時間以上使われる方はこちらが便利です」という案内が書かれているのが親切。延長は各コース100円/15分。コース外の時間分利用する場合は延長料金を支払う形になります。

 料金の支払いは、利用終了を告げて精算。500円ごとにスタンプが押されるカードがあり、40ポイント貯めると利用料が500円割引になるか店内販売物が500円割引になるとのこと。それを3枚貯めれば「秋葉原制作所1日フリー券」というなんとも豪快なものが用意されています。

 店内への飲食物の持ち込みは自由。ドリンクサーバーの飲み物は自由に飲めますし、また軽食も店内で販売されています。また、周囲にはファーストフードやコンビニも多くあるので飲食物に困ることは無いでしょう。ちなみに、ドリンクサーバーに用意されていたのはコーラや果物系、お茶やコーヒーなどアイス・ホット含めて全10種類ほど。ネットカフェと同様に充実しています。

 また、公式Webには「デスクでのご飲食はできません」とありましたが、店員さんに聞いたところ「最初は席の間にパーテーションが無く、こぼした際に周囲の席に迷惑がかかってしまうことを想定していたが、パーテーション式にしたということで机での飲食も可能になった」とのこと。休憩室が少し狭いということもあり、これは有り難いなと思いました。やらかしてしまった人は……自業自得ということで。

■ 3.店内設備
 店内はそんなに広くはないものの、白色と木を基調にしたデザインということもあり、席の間にパーテーションがあっても圧迫感はそんなに感じられませんでした。

 座席は自由着席制の机席と利用申告制のPC席の2種類があり、他にはトイレ・喫煙室・休憩室が用意されています。机席はパーテーションに仕切られたタイプと、少し広めで壁に向かうパーテーション無しタイプの2種類で、合計で15席。無しタイプのほうが確かに広いのですが、ありタイプのほうも十分な広さだと思います。

 長時間座る際に気になるイスですが、すぽっとフィットする形でなかなか座りやすいかなと。頭部にはクッションもあるので、ちょっとリラックスする際にもよさそうです。

 PC席は4席用意されていて、外部記憶装置としてCD-RやDVD-R、USBメモリや各種カード類が使用可能。自分が座った席のPCにはWindowsXpが搭載してありVRAMが512MB、メインメモリが2GB搭載されているのでグラフィック関係もサクサク行けそう。

 インストールされている主なソフトは「Adobe Photoshop CS4」「OpenOffice」「SAI」「コミックスタジオEX4」「Pixia」「Adobe Reader」。絵描きさん向けには十分なソフトが入っているのですが、字書きさんや字コンテを打つ人向けにテキストエディタがあってもいいかなと思いました。

 また、店内備え付けの設備として両面印刷が可能なコピー機(リコー製)があり、モノクロが5円/枚(両面時は10円/枚)、カラーは30円/枚で使用可能。PCからの出力も可能な上、ドライバ側で用意されている両面印刷を利用することでその場で中綴じコピー本を作ることもできるそうです。試しに持ってきたPDFファイルを印刷させていただいたところ、精度もよくしっかり印刷できました。ただし、小説同人誌を出力する際には「Microsoft Office」や「Adobe Indesign」といったソフトはインストールされていないので、PDF化してから持ち込んだほうがよさそうです。

 なお、PCはネットに接続されていて自由に閲覧も出来るという形ですが、履歴や他アプリケーションを含めて保存したデータは一旦再起動すると全部削除され、最初の起動時と同じ状態が保たれるように設定されています。

■ 4.店内販売・レンタル
 このお店の売りとして「消耗品も販売」「画材などを貸し出し」というのがありましたが、パーテーションに貼ってあるリストを見てみると確かにいろいろと取りそろえられていました。

<販売品>
 トーン(IC) 原稿用紙(IC 重さ・大きさ各種あり)
 ペン先(Gペン、スクールペン、丸ペンA・E、タマペン(ニューム・クローム))
 ペン軸(木製・共用) インク(製図用・墨汁) ホワイト 修正液 シャープ替芯
 消しゴム(通常・トーン用・練り消しゴム) ラミネートフィルム 各ペン類
 お菓子類 カップラーメン CD-R DVD-R USBメモリ(4GB)

<無料レンタル品>
 トレス台 コピック(36色?セット) 特大ホチキス 中綴じ用ホチキス ホチキス針
 カッター カッターマット ハサミ 定規 ラミネーター ペンタブレット(PC用)

 各種画材の他、ラミネーター+フィルムやコピー誌用のホチキスといった機材まで用意されているのがいいところ。PCを使用する人にはペンタブレットもあるので、デジタル派の人にとっても便利そうです。

■ 5.その他雑感
 1時間少々の滞在でいろいろと見てみたところ、必要なツボは押さえてるなという印象でした。パーテーションでの区切りも集中して創作するためには必要ですし、画材を持っていなくてもちょっとした作業をしたいと思った時、現地調達が可能という気軽に行ける要素も持っていて創作する人にとってはなかなか使い勝手がいいのではないでしょうか。出版社が多い総武線沿線にあるということで、同人誌だけではなく商業誌でもちょっとした直しをしたり、データの確認をしたりという使い方が出来そうです。

 また、金曜・土曜・祝前日は24時間営業ということで、イベント前に飛び込んでちょっとした突発本などを作ることも出来そう。以前はデジタル系コンビニであるキンコースでそういった使い方が出来ましたが、近年の値上がりで使いづらくなってしまっただけにこういう場が新しく出来てありがたいという方もいらっしゃるでしょう。

 店内BGMが流れていたものの、そんなに耳に付く音量ではなくかすかに聞こえる程度であまり気にはなりませんでした。ただ、このあたりは人それぞれでしょうから、気になる人は携帯用プレーヤー+音漏れが少ないヘッドホンを持っていったほうがいいかもしれません。試しにカナル形ヘッドホンを耳に入れてみましたが、店内BGMはほぼ聞こえてきませんでした。曲を再生すれば聞こえなくなる程度です。

「家でやってるといろいろと誘惑があって困る」「かといってファミレスで原稿を広げるのもちょっと」という方にはうってつけなお店。実際に行ってみてなかなか使い勝手がよかったので、またふらっと行ってみたいと思います。

(2009.03.03 08:44 追記)
 「からだをこわす3」さんのサイトで、秋葉原制作所のフォトレポートが掲載されています。店内の様子なども撮影されていますので是非ご覧下さい。

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