▼ 2008/04/28(月) すれ違いの不幸――「COMIC1」見本誌寄贈問題
当ページで取り上げた「COMIC1見本誌寄贈問題」ですが、イベントが終わり友人からの報告やmixiコミュニティでの報告によると、当日粛々と見本誌の回収が行われ、各サークル代表の判断によって見本誌寄贈の許可・不許可が選択されたようです。一部には市川代表に直々に今回の真意を聞いた方もおられるようですが、とりあえずCOMIC1非参加者である自分はその件に関しては横に置いておきます。*1
今回のイベント自体は終了したものの「寄贈」の面でまだ色々な問題を孕んでいそうだということで、ここまでの問題点などを改めて「裏事情を何も知らない一即売会サークル参加者」の視点で書き出すことにします。その後の文含め、前回と重複する部分がありますがご了承ください。
<表面化まで>
<問題点>
確かに今回の「見本誌寄贈」の件に関しては反対の声も見受けられます。でも、mixiのコミュニティなどを見るとただ反対という声だけではなく、他に戸惑いや疑問といった声も多く見受けられるのです。それは、今回の発表があまりにも曖昧であり急であって、同人誌図書館という構想自体は賛成であっても、この状況では理解できず、賛成できないという現れなのではないでしょうか。
そして、これは穿った見方と言われてしまうかもしれませんが「COMIC1」の代表であり「コミックマーケット」の共同代表でもある市川氏が発言したということがこれだけの影響を及ぼし、今回の混乱に拍車を掛けてしまった可能性もあると思われます。
これでもう少し内容が整えられ、ちゃんとした形式で発表され、イベント直前という差し迫った状況での発表でなければ、またサークル側からの反応も違ったでしょう。確かに話せないこと、書けないことというのがたくさんあってこのような主旨がすり替わった告知になってしまったのかもしれませんが、もう少しサークル側を信頼した形で告知して欲しかったというのが、弱小一サークルの人間としての正直な意見です。
今回の氏の反応を見る限り、真意などが語られるのはまだまだ先のことでしょう。寄贈計画も、粛々と進められていくはずです。それと、確かにサークル側には選択権が与えられました。しかし、事情や詳細を知らないサークルも多くあり、そういったサークルには疑念が残ってしまう恐れもあるでしょう。このまま進んでしまっては、信頼関係で成り立ってきたはずのイベントなどに影響を及ぼすこともありえるかもしれません。何らかの形で、サークル側へのフォローが必要なのではないでしょうか。
今回のことはまだ始まりであり、終わりではありません。今後どういった対応があるか、どういった発表があるかによって、状況も変わっていくと思います。もしかしたら、改善されることもあるかもしれません。今はただ、あらゆる面において負の方向に向かってしまわないことを祈るばかりです。
【関連リンク・記事】
(以上3つ、「@++ - あっとまーく・いんくりめんと -」より)
今回のイベント自体は終了したものの「寄贈」の面でまだ色々な問題を孕んでいそうだということで、ここまでの問題点などを改めて「裏事情を何も知らない一即売会サークル参加者」の視点で書き出すことにします。その後の文含め、前回と重複する部分がありますがご了承ください。
<表面化まで>
- 4.19、イベント8日前に突如寄贈を発表。*2
- COMIC1に参加する千、二千を数えるサークルの本が対象になる。
- 第1回分の見本誌の扱いに関しては言及されていない。*3
- 寄贈するのは公的機関ではなく、明治大学という私的機関。
- まだ「計画段階」の建造物に寄贈することが「決定」した。*4
- 秋葉原に以前存在した同人誌喫茶のような惨状にならないか。
- イベント関係者でない第三者が管理することへの不安。
- 成人向同人誌の管理(ゾーニング)などはどうするのか。
- 現状の明治大学図書館システムが適用された場合、誰もが自由に利用できるわけではない。
<問題点>
- 何故今回の行動に至ったのかが完全に不明瞭。
- サークル・一般参加者には直前まで秘匿されていて、現状もそのビジョンは微塵たりともサークル側に対して示されていない。
- WEB上でも曖昧な表現で、イベント当日にサークル側に向けたペーパーではそれ以上に曖昧な表現で告知していた。*5
- サークル側へのアンケートや聞き取り調査、話し合いなどをしていない。
- 見本誌の寄贈は、今まで他の主要イベントでは行われていない。*6
- 個人情報が含まれている作品が陳列・公開されることに対して抵抗感がある人もいる。
- もし本当に何かあったのだとしても、COMIC1準備会側で掲載された4つの記事だけでは「お察し下さい」というニュアンスだけでこちら側にはおぼろげにしか伝わってこないし、納得できないサークルも存在するはず。
- 各ジャンル・傾向により抵抗感の度合いが違う。
- (COMIC1サークル参加の友人より)この問題は結構大事なことだと思うのだけど、館内放送での説明などが無かったような気がする(但し封筒とサークルNo.のプレート用紙の上に「寄贈が嫌な場合は×を大きく書いて」という紙は貼ってあった)。
- 何故イベント直前の発表になったのか?
- 何故公立・国立の図書館などではなく、明治大学に寄贈するのか?
- 何故各サークルへの問題提起やお願いなどではなく、決定事項として発表したのか?
- 何故サークル側に対して一時有無を言わせない形になってしまっていたのか?
- 何故スペース当選通知への同封やメールという形ではなく、ブログ上という誰もが見ているわけではない場で発表したのか?
- 何故収蔵スペースの問題から同人文化の問題にシフトしていったのか?
- (COMIC1サークル参加の友人より)第1回分の見本誌はどういう扱いになるのか?
- 各同人誌に記載された個人情報への対応はどうなるのか?
- 【寄贈】という行動がサークル側、ひいてはCOMIC1側が言う同人界にどういったメリットをもたらし、そしてどういったデメリットが発生するのか?
確かに今回の「見本誌寄贈」の件に関しては反対の声も見受けられます。でも、mixiのコミュニティなどを見るとただ反対という声だけではなく、他に戸惑いや疑問といった声も多く見受けられるのです。それは、今回の発表があまりにも曖昧であり急であって、同人誌図書館という構想自体は賛成であっても、この状況では理解できず、賛成できないという現れなのではないでしょうか。
そして、これは穿った見方と言われてしまうかもしれませんが「COMIC1」の代表であり「コミックマーケット」の共同代表でもある市川氏が発言したということがこれだけの影響を及ぼし、今回の混乱に拍車を掛けてしまった可能性もあると思われます。
これでもう少し内容が整えられ、ちゃんとした形式で発表され、イベント直前という差し迫った状況での発表でなければ、またサークル側からの反応も違ったでしょう。確かに話せないこと、書けないことというのがたくさんあってこのような主旨がすり替わった告知になってしまったのかもしれませんが、もう少しサークル側を信頼した形で告知して欲しかったというのが、弱小一サークルの人間としての正直な意見です。
今回の氏の反応を見る限り、真意などが語られるのはまだまだ先のことでしょう。寄贈計画も、粛々と進められていくはずです。それと、確かにサークル側には選択権が与えられました。しかし、事情や詳細を知らないサークルも多くあり、そういったサークルには疑念が残ってしまう恐れもあるでしょう。このまま進んでしまっては、信頼関係で成り立ってきたはずのイベントなどに影響を及ぼすこともありえるかもしれません。何らかの形で、サークル側へのフォローが必要なのではないでしょうか。
今回のことはまだ始まりであり、終わりではありません。今後どういった対応があるか、どういった発表があるかによって、状況も変わっていくと思います。もしかしたら、改善されることもあるかもしれません。今はただ、あらゆる面において負の方向に向かってしまわないことを祈るばかりです。
【関連リンク・記事】
(以上3つ、「@++ - あっとまーく・いんくりめんと -」より)
*1 : んじゃ何故書くんだという人もいると思いますが、これは「COMIC1」だけでなく「コミックマーケット」などの他即売会にも波及しうる問題だと思ったからです。
*2 : 第1回、及び第2回申込・当選時まで本件に関する発表は一切無かった。
*3 : 今回サークル側に提示されたのは、あくまでも「第2回参加サークル分の見本誌寄贈選択権」
*4 : 東京都杉並区にある和泉キャンバスで改築される図書館に所蔵する模様?
*5 : 当日配布されたペーパーには、大学名が省かれた形で寄贈されるということと、寄贈の許可・不許可の方法のみが書かれていた。
*6 : 通常はコミケなどはイベンター側が厳重に管理している。また創作系即売会「コミティア」は見本誌読書会などを開催しつつ、事務所で管理している。
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# 春日かえで 2008年05月02日(金) 深夜1時53分
はじめまして。気になったので書き込みさせて頂きます。
寄贈まで1年あることもあり、私はとりあえず
イベントレポートを待ちたいと思います。
ただ単に「寄贈される」だけじゃ何のことやら…。
↓徒に不安を煽るつもりもないのですが、更に気になる点を…。
・明大図書館はリバティアカデミー(3000円で3年)入会で誰でも利用可。
http://academy.meiji.jp/ccs/index.html
(図書館の紹介状があれば無料ですが手続きがやや煩雑)
・明大図書館の蔵書はOPACで世界中から検索可能。
http://opac.lib.meiji.ac.jp/
・大学図書館だからNACSIS Webcatに登録される可能性もあり。
これに登録されれば全国の大学図書館からコピー依頼可(有料)
http://webcat.nii.ac.jp/
# 鷹取かずき 2008年05月06日(火) 午後3時50分
>春日かえでさん
コメントありがとうございます。
やはり、どうしてもその言葉"だけ"ではどうしても理解できませんよね……
その補足も何もないのでは、サークル側としては動きようもありませんし。
追記点もありがとうございました。
大学図書館に収蔵された場合、利点でもあり弊害にもなりうる事象がありそうですね。
まだ何もあちら側の動きが見えないので、今は待つしかないのかもしれません。