▼ 2009/11/20(金) 同人誌感想記 第42回「文章系同人誌のための同人誌制作技術」シリーズ
(これまで紹介した作品の一覧はこちらです。)


タイトル:文章系同人誌のための同人誌制作技術 基本技術篇・DTP&データ入稿篇
サークル名:懐旧的映像資料室 作者:福井県人さん
ジャンル:評論・解説 購入イベント:コミックマーケット75(2008.12.30) 同76(2009.8.16)
傾向:小説・文章系のためのデジタル制作解説本
自分は主に文章系の同人誌を制作していて、毎回Wordシリーズを使用して入稿・出力していたのですが、レイアウトのソフトウェア的な制約上どうしても納得行かずに試行錯誤を繰り返して時間を食ってしまうことが多くありました。「Adobe Indesign」などの専門的なソフトは確かにあるものの、パーソナルユースではどうしても手を出すことが出来ない価格とスペックに我慢せざるを得なかったり……でも、やっぱりある程度見栄えのするレイアウトで本を作りたい、と思うこともあるわけです。今回ご紹介するのは、そんな文章系同人誌作りの一助となる本「文章系同人誌のための同人誌制作技術」シリーズ」です。
本作は、レイアウトや印刷方法などの基本知識やハイエンド用からパーソナルユース用まで取りそろえられたDTPソフト・非DTP用ソフトでのレイアウト・文書制作方法の紹介や解説、デジタル入稿の際にそれぞれのソフトで必要となる作業の解説など、文章系同人誌を制作する際に参考になる記事で構成。スクリーンショットや図面による解説も非常に多く、大変わかりやすい作りになっています。
「基本技術篇」では主に作品のレイアウトや構成のことが中心となっており、判型によるレイアウト・構成の仕方や文章系同人誌によく使われるフォントの違い、またそれによる字間・行間なども詳しい凡例が掲載されていて、実にわかりやすい作りになっています。小説系同人誌だけでなく、評論系同人誌やガイドブックなどにも使えるような要素が十分に盛り込まれている良き参考書ではないでしようか。
「DTP&データ入稿篇」では「Adobe Indesign」「Microsoft Word」「一太郎」「パーソナル編集長」といったDTP用・非DTP用ソフトによる制作方法が主となっており、文章系同人誌を制作する際のそれぞれのソフトの特徴や長所・欠点が提示された上で、同じ様な構成をそれぞれのソフトでどういった形で制作すればいいのかという方法が記載されています。後半では入稿におけるPDFファイルの制作方法や無料PDFファイル作成ソフトの欠点やその事例、補完方法などもあったりとデジタル入稿の際には一助になりそう。また、2009年夏版からは新しく「OpenOffice.org」にも触れられていたりPDFファイルの面などでも様々な補記・改訂がなされています。
実際、2008年の冬コミで本作を読んだ後に今まで全く知らなかった「パーソナル編集長7」(後に乗り換えキャンペーンにより「8」へ移行)を購入して同人誌制作用に利用してみたのですが、これが小説本を作る上で実に使いやすく現在も愛用しております。*1
文章系同人誌の参考書というのは市販の者でもあまり種類がなかったのですが、本作はレイアウトの参考の他にソフト選択の面でも、また既存のソフトを利用する面でも参考になるシリーズかと思われます。


タイトル:文章系同人誌のための同人誌制作技術 基本技術篇・DTP&データ入稿篇
サークル名:懐旧的映像資料室 作者:福井県人さん
ジャンル:評論・解説 購入イベント:コミックマーケット75(2008.12.30) 同76(2009.8.16)
傾向:小説・文章系のためのデジタル制作解説本
自分は主に文章系の同人誌を制作していて、毎回Wordシリーズを使用して入稿・出力していたのですが、レイアウトのソフトウェア的な制約上どうしても納得行かずに試行錯誤を繰り返して時間を食ってしまうことが多くありました。「Adobe Indesign」などの専門的なソフトは確かにあるものの、パーソナルユースではどうしても手を出すことが出来ない価格とスペックに我慢せざるを得なかったり……でも、やっぱりある程度見栄えのするレイアウトで本を作りたい、と思うこともあるわけです。今回ご紹介するのは、そんな文章系同人誌作りの一助となる本「文章系同人誌のための同人誌制作技術」シリーズ」です。
本作は、レイアウトや印刷方法などの基本知識やハイエンド用からパーソナルユース用まで取りそろえられたDTPソフト・非DTP用ソフトでのレイアウト・文書制作方法の紹介や解説、デジタル入稿の際にそれぞれのソフトで必要となる作業の解説など、文章系同人誌を制作する際に参考になる記事で構成。スクリーンショットや図面による解説も非常に多く、大変わかりやすい作りになっています。
「基本技術篇」では主に作品のレイアウトや構成のことが中心となっており、判型によるレイアウト・構成の仕方や文章系同人誌によく使われるフォントの違い、またそれによる字間・行間なども詳しい凡例が掲載されていて、実にわかりやすい作りになっています。小説系同人誌だけでなく、評論系同人誌やガイドブックなどにも使えるような要素が十分に盛り込まれている良き参考書ではないでしようか。
「DTP&データ入稿篇」では「Adobe Indesign」「Microsoft Word」「一太郎」「パーソナル編集長」といったDTP用・非DTP用ソフトによる制作方法が主となっており、文章系同人誌を制作する際のそれぞれのソフトの特徴や長所・欠点が提示された上で、同じ様な構成をそれぞれのソフトでどういった形で制作すればいいのかという方法が記載されています。後半では入稿におけるPDFファイルの制作方法や無料PDFファイル作成ソフトの欠点やその事例、補完方法などもあったりとデジタル入稿の際には一助になりそう。また、2009年夏版からは新しく「OpenOffice.org」にも触れられていたりPDFファイルの面などでも様々な補記・改訂がなされています。
実際、2008年の冬コミで本作を読んだ後に今まで全く知らなかった「パーソナル編集長7」(後に乗り換えキャンペーンにより「8」へ移行)を購入して同人誌制作用に利用してみたのですが、これが小説本を作る上で実に使いやすく現在も愛用しております。*1
文章系同人誌の参考書というのは市販の者でもあまり種類がなかったのですが、本作はレイアウトの参考の他にソフト選択の面でも、また既存のソフトを利用する面でも参考になるシリーズかと思われます。
*1 : このソフトの事は、また今後別個の記事として書くことにします。
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