▼ 2008/09/02(火) コミケであったあんなこと、こんなこと。
まず最初に、私事関係でまだ創作関係はお休み中です。先日のコミケ欠席などの件では、関係各所に迷惑をかけてしまい大変申し訳ありませんでした。
さて本題。先日ワープロ機「書院」のフロッピーなどを整理していたら、以前参加したコミケの記録などを発見。その中からいくつかをピックアップしたり、また近年の出来事などを追加して、これまでのコミケでどんなことがあったのかなどを書き残しておくことにしました。
一応書いておきますが、今回は軽めの記事です。お気楽にどうぞ。
<第2次晴海会場時代>
自分が見てきたのはコミケのほんの一部ではありますが、こうして書きつづってみると色々なことがあったんだなぁと今更ながら思います。コミケや即売会に参加する際、ただ本を購入するだけではなくこういった出来事や出会いなどを楽しんでみてはいかがでしょうか? きっと、同人活動のいい思い出になっていくはずですから。
<関連記事>
さて本題。先日ワープロ機「書院」のフロッピーなどを整理していたら、以前参加したコミケの記録などを発見。その中からいくつかをピックアップしたり、また近年の出来事などを追加して、これまでのコミケでどんなことがあったのかなどを書き残しておくことにしました。
一応書いておきますが、今回は軽めの記事です。お気楽にどうぞ。
<第2次晴海会場時代>
- 初参加(89年)当時はPC雑誌「ログイン」などの簡素な紹介を見て行ったため、交通網がよくわからず東銀座駅から徒歩1時間ぐらいで会場に到着。
晴海会場は交通手段がバスしかなく、近隣の駅からも徒歩30分以上あるというある種過酷な場所でした。 - 89年当時は2日間10000スペース。今が3日間約35000スペースなので当時から約3.5倍に成長。
全館使用というわけではなくちょっとだけコンパクトでした。 - カタログも今のような凶悪的な厚さではなく少し厚めぐらいの冊子。
だいたい今の冊子版カタログの1/3以下ぐらい。それでも当時は重かったです。 - 当時の人気ジャンルはアニメ・マンガ。
ゲームはまだコンシューマーが発達期で、どちらかというとPC系のほうが活気があったような。
- 会場が最寄り駅から近くなったものの、交通機関が二極集中化したことで大混雑に。
当時のJR京葉線は運転本数があまり多くなく、海浜幕張駅・総武線の幕張本郷駅の2箇所のみが交通の要所だったため混雑に拍車がかかっていました。 - 会場が単体化したことで移動が楽に。
晴海時代はいちいち屋外に出て移動する必要があって、特に夏場は地獄でした。 - しかし、別イベントが併せて開催されていたため、さらに混乱に拍車が。
恐竜博や現代美術展などなど。余談ですが当時小学生だったため、そっちに誘導されそうに…… - 宗教関係とイベントがカチ合っていたというあやふやな記憶が……
詳しくは覚えていませんが、イベントホールで集会があったような気が。 - ワタル、グランゾート、サムライトルーパーなどが大盛況。
特にトルーパーはコミケ内で一大勢力のジャンルに。*1この後もこの系列ではサイバーフォーミュラや勇者シリーズ、ガンダムシリーズなど現在でも同人において人気を誇っています。
- 東京、錦糸町、有楽町などの駅から晴海会場への臨時バスが運行されていた。
「急行 晴海会場」と書かれた方向幕は壮観。 - 混雑に嫌気が差した場合は石川島播磨重工前まで歩けば普通に路線バスで帰れた。
その際の勝鬨橋でのお約束「バスが通り過ぎたら橋からも車内からも手を振る」。 - 臨時バスで会場入りする際、何故か各方面から贈られた花輪(葬祭用両方)が入口付近に並べてあった。
コレは今でもナゾ。何のためにこの花輪を飾っていたんだか……いや、壮観でしたけどね? - 冬コミ恒例・待機列から見える新春『出初め式用櫓』。
晴海会場の待機列(=駐車場)では、毎年新年に東京消防庁による出初め式が行われていて冬コミ頃には既にその準備がされていました。 - カタログを掲げて、カタログのチェックポイント・C館ゲートを疾走していく人たち。
当時、C館は待機列兼入場ゲートとして機能していました。そしてお決まりの「走らないでくださーい!」が館内でこだま……一部には言われてスキップに切り替えたという話もMR(まんがレポート)に。 - 92年夏、猛暑と人々の熱気により新館では救護室に搬送される人が大量発生。
当時の新館は人気アニメ系ジャンルが一同に会していたため、猛暑と併せてとんでもない熱気になっていました。 - そして同年、東京直撃コースをたどっていた台風11号を海上で止め、さらに進路を西へとひん曲げる。
http://agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/summary/wnp/s/199211.html.ja よく見ると東京湾南海上でスピードが落ちている…… - コミケ名物・軽妙なジョークを飛ばすトーケイの警備員さん。
「階段を走らないでください! 落ちたら誰かとぶつかって記憶が入れ替わりますよ!」
「今日私は買いたい本があります。でも一日中勤務です。みなさん僕の分まで『安全に』(強調)本を購入してください!」
などなど、ウイットなジョークで楽しませてくれました。有明移転の直前に解散したのが残念。 - 93年夏、雨が降りしきる都内の中で、コミケ会場上空"だけ"が晴れる。
この年ははタイ米輸入など天候不順だった年で、当日も雨予報。しかし1日目は上空だけぽっかり青空が出ていて、まわりは曇りで霞んでいたという、ある種コミケにおける天候伝説の極地でした。 - 晴海名物・松本楼のカレーと日東紅茶の紅茶ソフトクリーム。
晴海に来たらマツモトロー。しかしお休みだったり売り切れだったりとほとんどありつけず……夏場は紅茶ソフトクリームが楽しみでした。噂ではレモンティーシャーベットもあったとか? その後、近年まで有明でも東西通路下のレストランで「紅茶アイス」が楽しめました。 - 同人ソフト・音楽におけるPC-88のサウンドボードII最強伝説到来。
当時、まだMIDI機器は高価で、マシンに標準搭載されていた音源でどれだけ音を作り込み、打ち込めるかなどが流行していました。サウンドボードIIは特に「ステレオFM音源6音 + リズム6音 + SSG3音 + ADPCM音源1音」と表現の幅が広く、同人音楽制作者に特に好まれたものです。どういう音なのかは「世界樹の迷宮」でもお馴染みかと。*2 - 同人スライドショー上映会を企画したサークルなども存在。
「魔神英雄伝ワタル」の外伝ドラマCD「虎王夢伝説」を同人作家さんがスライド化してCDと併映というもの。コミケでは宣伝チラシを配布し数日後に上映となっていました。 - コミケの徒花・下ネタアホネタなんでもござれの「いかさまスポーツ」(準備会制作)。
「脇の下がスパイシー」「アネキィィィィ!!」*3ステッカーとか濃いネタを掲載。そしていきなりの廃刊。 - ブロックノート*4の内容を紹介するコーナー「ブロックノートセレクション」がカタログでは名物に。しかしサークル間でのトラブルがあり惜しまれつつ終了。
毎回楽しみだったのですが、ブロックノート自体が無くなったことでもう見られることは無いんでしょうね。ブロックノートはサークル間のいいコミュニケーションになっていたと思います。 - たつねこ氏の挿絵によるファッション関係のコーナーなどもカタログでは恒例に。
他にも「アニメアメリカ」などの海外イベントのレポートやF1風パロディネタなど、当時から読み物的記事がカタログにはよく収録されていました。 - コミケカタログでお馴染み・Dr.モロー氏が偽"フットワーク"*5袋・段ボールというとんでもないものを出す。
「重い荷物はもうイヤだ!」と赤い犬が涙目になっていたのがとてつもないインパクトでしたが、かなりの人気で購入することが出来ず……あの紙袋は欲しかった! - 「S田A美(編注:仮名)のセーラームーン」
購入しようと並ぶも、こっちも逃す。その後コミケットサービスにて見かけましたが、やはり凄い作品だった……その後担当に怒られて同人活動を終えたとか。 - その他にもド●え●んスクリーントーンとか、今となっては
無謀勇気があるとしか思えないジョーク作品も頒布されていた。
もちろん画のタッチは自己流。有明初期までよく参加されていました。
- 移転の大混乱をものともしない猛者・都バス。
一番バスは朝5時50分頃出発、6時10分頃到着。移転当初からしばらくは一番手間がかからず安全に到着する手段として好まれていました。 - 新木場駅も国際展示場駅もさながらレミングス。
当時のりんかい線は4両編成。そこへ有楽町線10両・京葉線8両から人がひっきりなしに降りてくるのに際限なく人を入れるから、とにかく詰まる詰まる。ちなみにパスネット・Suicaが導入される前は、JTBで事前に乗車券を購入しておくと窓口側から簡単に通過できるという裏技が存在してました。 - ゆりかもめは国際展示場正門駅じゃなく有明駅なら座って帰れた。
少し遠回りでしたが。移転数年後までは新木場・新橋からしか電車でのアプローチ方法が無く、参加者は散々苦労していました…… - コミケ51・1日目の午前6時、都バス内のそこかしこから漏れ聞こえ始めるガンダムXのOPテーマ。そして北1駐車場の待機列で漏れ聞こえるEDテーマ。
当時、東京では「ガンダムX」が午前6時に時間枠移動していてこの日が最終回。しかも1日目はアニメ系だったため、TV音声が受信可能なラジオで聴いていた人がちらほらといたようです。 - そしていつかのコミケの前日設営で、会場内でかすかに漏れ聞こえる「勇者指令ダグオン」のOPテーマ。
誰ですか携帯テレビ(notケータイのテレビ)を持ち込んだのは。 - 移転当初の北1駐車場待機列はほとんど何もなく、トイレも少なめで地獄。
その後ケータリングカー来訪とか仮設トイレ倍増とかである程度は緩和。 - コミケ史上最凶・島中Kanon地獄。
コミケ申込(99年2月)→Kanon発売(6月)・大人気に→カタログで大量のKanonサークルの存在が発覚(7月)→当日、島中が動脈硬化状態で大混乱に(8月)。その後、オンリーイベント(「Eternal Kanon」など)でも同様の混雑が発生しました。 - M-1グランプリ*6の敗者復活戦が国際展示場駅のド真ん前で開催されていて、帰りはかなりの混雑に。当初は問題だったものの、混雑以外特に目立ったトラブルは発生しませんでした。今だったらはりけ〜んず*7の司会進行とか映えるだろうなあとか思ったり。
- かつて隆盛を誇ったジャンルがどんどん縮小していく……
グランゾートとかラムネ&40とか勇者シリーズとかるろ剣とか。一部はもう数えるほどしか無かったり。 - その一方、今でもどっこい活動してるジャンルも。
ワタルとかママ4とかトルーパーとか幽白とか。ママ4はあもい潤さんが現在も同人誌を描かれていますね。ワタルもオンリージャンルがほぼ定期的に開催されたりしていて盛況。 - 2004年冬、とんでもない豪雪の中の行軍。
そりゃもう交通網とかも大混乱ですよ。晴海時代の驚異的な天候は2000年代に入ってから翳りを見せていました。
自分が見てきたのはコミケのほんの一部ではありますが、こうして書きつづってみると色々なことがあったんだなぁと今更ながら思います。コミケや即売会に参加する際、ただ本を購入するだけではなくこういった出来事や出会いなどを楽しんでみてはいかがでしょうか? きっと、同人活動のいい思い出になっていくはずですから。
<関連記事>
- 二十年ひと昔 (コミケで出会った様々なジャンルの同人誌をちょこっと紹介しています)
*1 : 余談ながら、晴海時代にはワタル・グランジャンルで愁☆一樹氏、天野梢(現・天野こずえ)氏、夢来鳥ねむ氏、宇夢和実(現・梅川和実)氏など、各所で人気を博した漫画家さんが活躍されていました。
*2 : 「世界樹の迷宮」の音楽担当・古代祐三氏も以前はコミケなどにちょくちょく出ていて「ワンダラーズ・フロム・スーパースキーム」という「イースIII」のパロディゲームでも音楽をこっそり担当していました。
*3 : 当時「ウゴウゴルーガ」という番組で「あにき」というネタが流行していました。http://members.at.infoseek.co.jp/scorpion_xt/flash/aniki.html
*4 : A、B、Cといったブロックごとに自由記載が可能なノート「ブロックノート」が回されていて、連想ゲームやら伝言板などその時々によって色々な内容が書かれていました。2000年頃に事情により休止。
*5 : 赤い犬のマークでお馴染みだった運送会社「フットワーク」。経営危機により2000年でコミケでの運送業務から撤退。
*6 : 朝日放送系列の漫才賞レース番組
*7 : ヲタネタ大好きの漫才コンビ。関東では「やりすぎコージー」などで披露されている。
*8 : ずいぶん古いネタですが……
▼ 2008/08/21(木) 「俺は客だよ?」な人々
いろいろバタバタしてた時期に書いてて貼り付け忘れた日記ネタを発見したんで、コミケ後ではありますがせっかくだからということで貼り付け。
「お客さん」な方々はコミケなどの同人誌即売会で増加しているようですが、このあたりはコミケカタログに収録されているマンガレポートことMRの「ひんしゅく」の項に毎年毎年掲載されるあたり、新しく参加者を迎えたり、また年々物的にも人的にも変わっていく場ということで払拭しきれない問題なのかもしれませんね。少しでもそういうのを減らすために、今いる参加者が「そういう場ではない」ということを伝えていくしかないのかなとも思います。
自分もサークル参加したりお手伝い、購入をしていてアレな一般参加者と遭遇したことがあったので、思い出しながらいくつか書き出してみます。
いろいろ話をふっかけてくる人に関しては「自分だったら●●」という思い込みでゴリ押しされるとさすがに困ってしまうわけでして。お互い人間なのですから「こう言ったら相手はどう思うか」とかワンテンポ置いて考えてみてほしいものです。
あと、最後のはなんといいますか……これに似た話でもっと酷いモノとしては草の根パソコン通信で見かけた「フロッピーディスク時代に同人ソフトが売り切れて、その後来た人がゴネた末に近くのサークルが出していた別の同人ソフトを買って持ってきて『それ(注:デモ機のノートPC)でコレにそのソフトをコピーして売ってください』と言い放たれた」という凄まじいものが……こういうのってやられるor見かけると、結構ガチで凹みますよ。
お祭り状態で浮き足立つのもわからなくはないですが、人対人のやりとりなのですからやはり後先考えて行動していただきたいなーと。常識的に行動してればフツーに気分のいいやりとりが出来るはずなのですから。
- モンスター来場者というか参加者。 - 浅ヲタおぢん「マガミ」の備忘録
http://d.hatena.ne.jp/magamin/20080731
- オタク商品研究所plus: モンスター来場者
http://otasyou.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_cdb6.html
「お客さん」な方々はコミケなどの同人誌即売会で増加しているようですが、このあたりはコミケカタログに収録されているマンガレポートことMRの「ひんしゅく」の項に毎年毎年掲載されるあたり、新しく参加者を迎えたり、また年々物的にも人的にも変わっていく場ということで払拭しきれない問題なのかもしれませんね。少しでもそういうのを減らすために、今いる参加者が「そういう場ではない」ということを伝えていくしかないのかなとも思います。
自分もサークル参加したりお手伝い、購入をしていてアレな一般参加者と遭遇したことがあったので、思い出しながらいくつか書き出してみます。
- 売り子のお手伝いをしていたら「スケブ(注・スケッチブック)お願いします!」と言われて、ちょうどサークルの家主さんが外出していたので「今ちょっと受けられないんです」と謝ったら「チッ!」と舌打ちされた。
※本人が見たら引いてたろうなぁ……
- とあるサークルで本を購入しようと並んでいたら、スケブを描いていたサークルの方が自分の前に並んでいた人にスケブをお願いされる。「ちょっと遅くなりますけどいいですか?」とサークルの方が言ったら「いくら出したら優先的にやってもらえますか?」と言い放った。
※本人の表情が凍り付いて「順番ですので」と言われたら列から離れていった。これも酷い。
- 自分のサークルでのお話。隣のサークルさんに小さな列が出来ていて、自分のスペースの前に立った人がそのサークルさんの本を横から取って読み始めた。注意したらキツく睨まれた。
- 隣のサークルさんとおしゃべりしている人がいて、後ろでは並びたくても並べる雰囲気じゃなくてまごまごしている人が。サークルの人がおしゃべりな人にやんわり注意すると、彼女は自分のサークルの前に来ておしゃべりを続けた。
※これはネット上でもよく出る話ですが、スペースの意味無いじゃん!
- 本の装丁や構成について「これじゃ売れない。自分だったら売れるようにこうする」と一方的に説教&演説を始め、一通り言って満足したのか帰って行く人がいた。
※いきなりそう言われましても、ねえ。
- とある夏コミで友人からの差し入れでもらった冷菓を仲間内で食べていたら「いいなーそれ。本買うからそれくださいよ」と何の面識もない通りすがりの人に言われる。
※いくら暑かったとはいえ、本はおまけですかそうですか。
- 十数人で合同誌を作って即売会に出展したら、スケブをお願いされる。その時表紙を担当していただいた人はコミケに来ていなくてそう説明をしたら「本人がいないのに売るって詐欺じゃないですか?」と突っかかられる。
※何が詐欺なのかちょっとわからない。
- 知人がコミケに落ちたので委託を受けたら、そちら目当ての人がスケブを持ってなかったらしくて、ウチのサークルが無料配布していた同人ソフトの体験版CD−Rの記録面(裏面)に「何か描いてください」と差し出してきて知人とダブルで凍り付いた。
※いや、そりゃ無料だったけどさ、それはないですよ……
いろいろ話をふっかけてくる人に関しては「自分だったら●●」という思い込みでゴリ押しされるとさすがに困ってしまうわけでして。お互い人間なのですから「こう言ったら相手はどう思うか」とかワンテンポ置いて考えてみてほしいものです。
あと、最後のはなんといいますか……これに似た話でもっと酷いモノとしては草の根パソコン通信で見かけた「フロッピーディスク時代に同人ソフトが売り切れて、その後来た人がゴネた末に近くのサークルが出していた別の同人ソフトを買って持ってきて『それ(注:デモ機のノートPC)でコレにそのソフトをコピーして売ってください』と言い放たれた」という凄まじいものが……こういうのってやられるor見かけると、結構ガチで凹みますよ。
お祭り状態で浮き足立つのもわからなくはないですが、人対人のやりとりなのですからやはり後先考えて行動していただきたいなーと。常識的に行動してればフツーに気分のいいやりとりが出来るはずなのですから。
▼ 2008/08/17(日) 二十年ひと昔
従来の告知どおり今回のコミケは参加しなかったわけですが、土曜日は比較的時間がとれたので昔の同人誌を引っ張り出して読んだり整理したりしていました。今まで購入した同人誌は適当に本棚に入れたりしていたので、中はなかなかカオスな状態に……ついでなので、この二十年近くどんなジャンルの同人誌があったのかを、無数にあるジャンルのごくごく一部ではありますが写真付きで振り返ってみることにしました。
※昔の本が多めということで、画像はある程度縮小してあります。

ラジオ(國府田マリ子のGM)、魔動王グランゾート、NG騎士ラムネ&40
エメラルドドラゴン、鉄道本(廃線)、こみっくパーティー
グランゾート、ラムネ&40、エメドラはほぼ同時期。どれも当時は盛り上がっていたのですが、時の流れとともに……これも時代というものでしょうね。鉄道系の廃線歩き本は最近結構多くなっているような見受けられます。ラジオ本は90年代後半に多く、採録本やハガキ職人のネタ傾向分析本などがありました。

飲料、天空のエスカフローネ、テイルズオブファンタジア
トリコロ、同級生2、Kanon
飲料といえば「きりん本舗」。珈琲、紅茶、コーラ、ニアウォーター、トマトジュース、米国飲料などの番付を出して一時脚光を浴びてましたが後に撤退。エスカフローネはお茶会併設の即売会が多かったような記憶が。Kanonは当初コミケ申込〆切が発売前にも関わらず、カタログを開けてみればあらびっくり、多数のサークルが参加し島を形成するという事態に。発売2ヶ月後であるコミケ当日は島中がほぼ動脈硬化状態というとんでもない状態になっていました。

アウトロースター、メルティランサー、魔術師オーフェン
痕、とらいあんぐるハート、十兵衛ちゃん
痕やとらハはなかなか根強い人気がありますね。メルティランサーは当時放送していたラジオの影響が出ていた本にも色濃く出ていたという印象が。十兵衛ちゃんは健全ジャンルでは少なめだったのが残念。

イース、フルーツバスケット、SNOW
サクラ大戦、ぷよぷよ、逆転裁判
イースはアドル×フィーナ本が鉄板でした。次にリリアだったかな? フルーツバスケットは大垣夜行で名古屋の即売会に参戦したりいろいろやってました。女性向けもノーマルカップリングも実に多かったです。ぷよぷよはキャラの可愛さも相まってか参加サークルがとても多く、佳い本が多かった印象があります。

ドラゴンクエストシリーズ、野球、幼稚園戦記まだら
ONE、ロードス島戦記、この世の果てで恋を唄う少女YU−NO
ドラクエはコミケのゲームジャンルでは一大勢力でした。その真逆がYU−NOで5年間探して見つけた本は3冊のみ。まあ完成されたストーリーから作り出すのは難しかったのでしょうね。ONEも結構多かったという印象があります。

ガンパレードマーチ、ときめきメモリアル、悠久幻想曲
声優本、新世紀エヴァンゲリオン、ワイルドアームズ
突撃王館林見晴伝説最強。ときメモは多数のオンリージャンルが開かれたりしていて一時代を築いていました。GPM本やエヴァ本は考察やらギャグやらなんでもアリという傾向。ワイルドアームズシリーズも根強い人気を誇っています。

創作、鉄道(総合)
英雄伝説シリーズ、浪漫倶楽部、新機動戦記ガンダムW
大冒険大陸の続き、今でも待ってます(つД`) ガンダムWは元相方などに引っ張り込まれてヒイロ×リリーナとかよく購入してました。ノーマルカップリング本も結構良い作品が多かったのですよ。鉄道は本当にいろいろな本がありますが「記念切符」という一風変わったグッズもありました。硬券というのがまた渋い。


食べ物、エルフを狩るモノたち、MOTHER
ママは小学4年生、スレイヤーズ、ドラえもん、幽遊白書
「のり弁当FAN CLUB」とか食べ物系も面白いジャンル。「お茶に合うお菓子作り本」など実践系も多く存在。ママ4は現在でもあもい潤氏など、根強く描いてる方がいらっしゃいますね。ドラえもんは擬人化本からお耽美本まで様々ありました。写真の本はジャイアンリサイタル阻止小説本。

マリーのアトリエ、特撮、ファイナルファンタジーVII
らき☆すた、吹奏楽、プロレス
特撮島にはフランスファイブ大百科などの濃い本がありました。FF7もティファやセフィロス、ザックス人気などで一大ジャンルになっていました。吹奏楽本はまさかないだろーと思っていたので、見つけたときには思わず呆然の後爆笑。プロレス本は最近ではどインディー濃度が増しているような。

セイバーマリオネットJ、To Heart、彼氏彼女の事情
Dr.モロー、覇王大系リューナイト、魔神英雄伝ワタル
東鳩も一大ジャンルで様々なオンリーが開かれていました。カレカノなどは少女漫画島として様々な作品が頒布されてました。Dr.モロー氏の作品はカタログを読んでしまえばもう虜に(晴海時代のニセフットワーク箱・紙袋が購入できなかったのは今でも後悔)。最後のワタルは、自分の同人人生が始まるきっかけのジャンルでした。今でもオンリーが開かれていたり、実に根強いジャンルです。

今なお強烈なインパクトを残しているのがこの2冊。「政権伝説 - 橋本龍太郎の妙な冒険 -」は政治本で、とにかく風刺しまくりの一冊。橋龍の宇野政権での幹事長時代から橋龍政権崩壊までの長期間をドラゴンボール風のネタやらストII風のネタやら多くのデンジャラスなネタを交えて描かれていました。
「天空画集」は352頁という超大ボリュームのぷよぷよ本(アルル×シェゾ)。シリーズ数冊の総集編ということでこのボリュームなのですが、恋愛モノファンタジーの名作と言える一冊です。とにかくアルルが健気でもう、ねぇ……「ぷよぷよ」はいい本が多かったジャンルですが、中でもこういった佳き本に出会えて本当によかったと思いました。
今後もいろいろな同人誌を読んでいくことになるでしょうけども、ジャンルにこだわらずいろいろな作品と出会えればいいなと思います。
※昔の本が多めということで、画像はある程度縮小してあります。

ラジオ(國府田マリ子のGM)、魔動王グランゾート、NG騎士ラムネ&40
エメラルドドラゴン、鉄道本(廃線)、こみっくパーティー
グランゾート、ラムネ&40、エメドラはほぼ同時期。どれも当時は盛り上がっていたのですが、時の流れとともに……これも時代というものでしょうね。鉄道系の廃線歩き本は最近結構多くなっているような見受けられます。ラジオ本は90年代後半に多く、採録本やハガキ職人のネタ傾向分析本などがありました。

飲料、天空のエスカフローネ、テイルズオブファンタジア
トリコロ、同級生2、Kanon
飲料といえば「きりん本舗」。珈琲、紅茶、コーラ、ニアウォーター、トマトジュース、米国飲料などの番付を出して一時脚光を浴びてましたが後に撤退。エスカフローネはお茶会併設の即売会が多かったような記憶が。Kanonは当初コミケ申込〆切が発売前にも関わらず、カタログを開けてみればあらびっくり、多数のサークルが参加し島を形成するという事態に。発売2ヶ月後であるコミケ当日は島中がほぼ動脈硬化状態というとんでもない状態になっていました。

アウトロースター、メルティランサー、魔術師オーフェン
痕、とらいあんぐるハート、十兵衛ちゃん
痕やとらハはなかなか根強い人気がありますね。メルティランサーは当時放送していたラジオの影響が出ていた本にも色濃く出ていたという印象が。十兵衛ちゃんは健全ジャンルでは少なめだったのが残念。

イース、フルーツバスケット、SNOW
サクラ大戦、ぷよぷよ、逆転裁判
イースはアドル×フィーナ本が鉄板でした。次にリリアだったかな? フルーツバスケットは大垣夜行で名古屋の即売会に参戦したりいろいろやってました。女性向けもノーマルカップリングも実に多かったです。ぷよぷよはキャラの可愛さも相まってか参加サークルがとても多く、佳い本が多かった印象があります。

ドラゴンクエストシリーズ、野球、幼稚園戦記まだら
ONE、ロードス島戦記、この世の果てで恋を唄う少女YU−NO
ドラクエはコミケのゲームジャンルでは一大勢力でした。その真逆がYU−NOで5年間探して見つけた本は3冊のみ。まあ完成されたストーリーから作り出すのは難しかったのでしょうね。ONEも結構多かったという印象があります。

ガンパレードマーチ、ときめきメモリアル、悠久幻想曲
声優本、新世紀エヴァンゲリオン、ワイルドアームズ
突撃王館林見晴伝説最強。ときメモは多数のオンリージャンルが開かれたりしていて一時代を築いていました。GPM本やエヴァ本は考察やらギャグやらなんでもアリという傾向。ワイルドアームズシリーズも根強い人気を誇っています。

創作、鉄道(総合)
英雄伝説シリーズ、浪漫倶楽部、新機動戦記ガンダムW
大冒険大陸の続き、今でも待ってます(つД`) ガンダムWは元相方などに引っ張り込まれてヒイロ×リリーナとかよく購入してました。ノーマルカップリング本も結構良い作品が多かったのですよ。鉄道は本当にいろいろな本がありますが「記念切符」という一風変わったグッズもありました。硬券というのがまた渋い。


食べ物、エルフを狩るモノたち、MOTHER
ママは小学4年生、スレイヤーズ、ドラえもん、幽遊白書
「のり弁当FAN CLUB」とか食べ物系も面白いジャンル。「お茶に合うお菓子作り本」など実践系も多く存在。ママ4は現在でもあもい潤氏など、根強く描いてる方がいらっしゃいますね。ドラえもんは擬人化本からお耽美本まで様々ありました。写真の本はジャイアンリサイタル阻止小説本。

マリーのアトリエ、特撮、ファイナルファンタジーVII
らき☆すた、吹奏楽、プロレス
特撮島にはフランスファイブ大百科などの濃い本がありました。FF7もティファやセフィロス、ザックス人気などで一大ジャンルになっていました。吹奏楽本はまさかないだろーと思っていたので、見つけたときには思わず呆然の後爆笑。プロレス本は最近ではどインディー濃度が増しているような。

セイバーマリオネットJ、To Heart、彼氏彼女の事情
Dr.モロー、覇王大系リューナイト、魔神英雄伝ワタル
東鳩も一大ジャンルで様々なオンリーが開かれていました。カレカノなどは少女漫画島として様々な作品が頒布されてました。Dr.モロー氏の作品はカタログを読んでしまえばもう虜に(晴海時代のニセフットワーク箱・紙袋が購入できなかったのは今でも後悔)。最後のワタルは、自分の同人人生が始まるきっかけのジャンルでした。今でもオンリーが開かれていたり、実に根強いジャンルです。

今なお強烈なインパクトを残しているのがこの2冊。「政権伝説 - 橋本龍太郎の妙な冒険 -」は政治本で、とにかく風刺しまくりの一冊。橋龍の宇野政権での幹事長時代から橋龍政権崩壊までの長期間をドラゴンボール風のネタやらストII風のネタやら多くのデンジャラスなネタを交えて描かれていました。
「天空画集」は352頁という超大ボリュームのぷよぷよ本(アルル×シェゾ)。シリーズ数冊の総集編ということでこのボリュームなのですが、恋愛モノファンタジーの名作と言える一冊です。とにかくアルルが健気でもう、ねぇ……「ぷよぷよ」はいい本が多かったジャンルですが、中でもこういった佳き本に出会えて本当によかったと思いました。
今後もいろいろな同人誌を読んでいくことになるでしょうけども、ジャンルにこだわらずいろいろな作品と出会えればいいなと思います。
▼ 2008/08/09(土) コミケで手荷物検査実施へ
http://www.comiket.co.jp/info-a/C74/C74Oshirase.html
おそらくサークル側は入口で開封検査という形、一般側は待機列を形成次第ブロックごとの検査という形になると予想されますが、手間も手間ですしもっと効率的な方法を準備会側が用意してるんじゃないかとも思います。
10年前の事件――発火装置事件のときはリアルタイムで刻一刻とNifty-Serveの会議室(掲示板みたいなもの)で事態が報告され「会場封鎖」「事情聴取」など肝が冷えたことがありました。このご時世いつ何があるかわかりませんし、コミケは数十万人が集まる大イベント。実際野球とかサッカーといった数千〜数万人が集まる会場ではこういう検査は当然のごとく実施されていますし、転ばぬ先の杖ということで必要と言えるでしょう。*1
ダメと言われたものを持ってきたらそれは自業自得。既にWebでもこういう風に公開してるんですし、カタログにだって基本的な諸注意に禁止持ち込み物が書いてあります。コミケ側も十分対策は講じているわけで「知らなかった」という言い訳はもう通じないでしょう。"常識"さえ持っていれば全然問題ないのですから。
過去に長物関係で流血事件(コスプレでモデルガンぶん回して人の頭に当たって救護室へ)があったりしたのを知ってるだけに、今回のコミケ側の措置は十分に理解できるものだと思います。時間が無い中でのこの変更は、最善とは言えずとも悪くないものでしょう。
なお、持ち込み禁止物品は以下のとおりになっています。
(コミックマーケット74カタログから転載)
1.大きさや材質に関わらず、武具、武器、銃器、弓矢、刀剣など。またはそれを模造した物
2.伸縮性を問わず、30cm以上の長物
テニスラケット、バット等。無線機やカメラなどはアンテナ・望遠レンズなども含んだ全長で判断します。
3.周囲に危害を加える可能性のある護身具
一部の例として、チェーンや手錠、スパイク、ブーツの拍車などです。
4.ボール類の全て、円盤、矢など
材質を問わず、「投げる」「飛ぶ」「転がる」可能性のあるもの全てです。
5.可燃性危険物
火気、燃料、花火、多量のマッチやライターなども含みます。これらは公共の交通機関に持ち込むことも禁止されています。
6.乗り物
自転車、キックスケーター、ローラースケート、インラインスケート、スケートボードなどです。また最近、ローラー付の運動靴をはいて来られる方もいますが、これも禁止です。
7.酒類、動物(介助犬などを除く)、バッテリー、発電機、多量の電池など
バッテリーに関しては、自動車に使われるようなバッテリーなどが持ち込み禁止の対象になります。ノートパソコンなどのバッテリーに関しては、2〜3個であれば問題ありません。
8.その他、スタッフの判断で、危険があると思われる物。
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おそらくサークル側は入口で開封検査という形、一般側は待機列を形成次第ブロックごとの検査という形になると予想されますが、手間も手間ですしもっと効率的な方法を準備会側が用意してるんじゃないかとも思います。
10年前の事件――発火装置事件のときはリアルタイムで刻一刻とNifty-Serveの会議室(掲示板みたいなもの)で事態が報告され「会場封鎖」「事情聴取」など肝が冷えたことがありました。このご時世いつ何があるかわかりませんし、コミケは数十万人が集まる大イベント。実際野球とかサッカーといった数千〜数万人が集まる会場ではこういう検査は当然のごとく実施されていますし、転ばぬ先の杖ということで必要と言えるでしょう。*1
ダメと言われたものを持ってきたらそれは自業自得。既にWebでもこういう風に公開してるんですし、カタログにだって基本的な諸注意に禁止持ち込み物が書いてあります。コミケ側も十分対策は講じているわけで「知らなかった」という言い訳はもう通じないでしょう。"常識"さえ持っていれば全然問題ないのですから。
過去に長物関係で流血事件(コスプレでモデルガンぶん回して人の頭に当たって救護室へ)があったりしたのを知ってるだけに、今回のコミケ側の措置は十分に理解できるものだと思います。時間が無い中でのこの変更は、最善とは言えずとも悪くないものでしょう。
なお、持ち込み禁止物品は以下のとおりになっています。
(コミックマーケット74カタログから転載)
1.大きさや材質に関わらず、武具、武器、銃器、弓矢、刀剣など。またはそれを模造した物
2.伸縮性を問わず、30cm以上の長物
テニスラケット、バット等。無線機やカメラなどはアンテナ・望遠レンズなども含んだ全長で判断します。
3.周囲に危害を加える可能性のある護身具
一部の例として、チェーンや手錠、スパイク、ブーツの拍車などです。
4.ボール類の全て、円盤、矢など
材質を問わず、「投げる」「飛ぶ」「転がる」可能性のあるもの全てです。
5.可燃性危険物
火気、燃料、花火、多量のマッチやライターなども含みます。これらは公共の交通機関に持ち込むことも禁止されています。
6.乗り物
自転車、キックスケーター、ローラースケート、インラインスケート、スケートボードなどです。また最近、ローラー付の運動靴をはいて来られる方もいますが、これも禁止です。
7.酒類、動物(介助犬などを除く)、バッテリー、発電機、多量の電池など
バッテリーに関しては、自動車に使われるようなバッテリーなどが持ち込み禁止の対象になります。ノートパソコンなどのバッテリーに関しては、2〜3個であれば問題ありません。
8.その他、スタッフの判断で、危険があると思われる物。
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*1 : 大人数が集まる例で言えば、近所にある埼玉スタジアム2002なんかは5万人以上クラスの試合でも結構厳重に手荷物検査をしていますね。ペットボトルは国内リーグ戦では許可してるけど、代表戦となるとこっちも禁止してるみたいですし。
▼ 2008/08/05(火) 「ラジオでGO!」とラジオの思い出
最近は私事の関係上作業したり出掛けたりすることが多いのですが、時間つぶしや作業中のBGMとしてラジオをよく聴いています。昔から聴いていたのでその流れというのもありますが、聴くだけのメディアというのも想像力が刺激されてなかなかいいものです。先日本屋に行ってふらふらしていたところ、新刊コーナーで「ラジオでGO!」というタイトルのマンガを発見。ラジオが題材のマンガとは珍しいなーと思って購入してみたところ、90年代以降のラジオファンにとっては実にたまらない素晴らしい作品で一気にのめり込んでしまいました。
主人公は声優でパーソナリティ初挑戦の女の子・沢渡ちとせと「ラジオきらら」で局アナをしている女性・小石川沙絵の二人。それにプロデューサーの風見綾子、ディレクターの相沢、音響技術の藤田に営業の二階堂凜という面々が賑やかに「ラジオでGO!」という番組を作っていくというお話です。
ラジオの放送中や打ち合わせ中に打ち上げ、プライベートや別件のお仕事中、ちょっと羽を伸ばしてちとせの故郷やリスナーの集いに行ったり、時折エアチェック中のリスナーの部屋を見てみたりと「ラジオ」が関わる色々な場所が舞台。受験シーズンやハガキ選び、ノベルティ(番組製プレゼント)という番組の内側に関わるお話もあったりして、ラジオを聴いている人にとっては馴染みのある場面が多く、実に親しみやすい作品になっています。
何より作者の「なぐも。」さん自身がラジオファンということで、ラジオに対する愛情が作品からひしひし感じられるのがいいところ。巻末あとがきで「痴豚様」*1という単語が出てきただけでガチなのですが、なぐも。さんの5月7日の日記を見て思わず絶句。「ツインビーPARADISE1〜3」*2*3「電撃パラダイス」*4「ゲームミュージアム」*5「魔神英雄伝ワタル4」*6「ときメモ」*7「あかほりさとる」*8「広井王子」*9「林原めぐみ」と、まさにアニラジ黄金時代のテープが山ほど……こういった積み重ねが、作品のクオリティに反映されているのでしょう。
そのあたりで一番ビックリしたのは「ノベルティ」というお話。ちとせが中学生でハガキ職人をしていた頃のノベルティが実家から送られてくるという話なのですが、その中に「HAMUKATSU WIDE」というロゴが描かれた女性物下着が。「そーいやこういうしょーもないもんプレゼントしてた番組があったなー。なんだっけなー」と笑いながら思い出してみたら、
「とんかつワイドの『とんティ』*10かっ!!」
と思わず絶叫。文化放送で一時代を築いていた夜ワイド番組「斉藤一美のとんカツワイド」*11のノベルティのパロディが出てきたのですから。こういった懐かしの小ネタまで飛び出してくるあたり「実によくわかっている人だなぁ」と感心してしまいました。

なぐもさんが制作された公式HPには、作品の簡単な紹介や人物データーなどの他、「まんがタイムきららCarat」の作品ページの柱で実際に読まれる「ハシラでGO!」という企画まであって実に至れり尽くせり。
物語の現在の流れとしてはスタッフ陣同士etc.でほんのりとしたラブコメ展開がゆっくりと進行中で、微笑ましくてなかなかいい感じ。ラジオネタだけでなくキャラ同士の関係もしっかり描かれていて、飽きが来ないいい作品に仕上がってます。ラジオ好きの人だけでなく、コメディが好きな人に是非ともおすすめしたい作品です。
写真は本誌と、前出の「とんカツワイド」のハガキ職人時代、番組の企画で電話したら色々あって貰ったプレゼント「サイン入り『あぶらみぷらざあず(赤盤)』」*12。とんクスじゃなくてこっちが来たのがショックだったというのもまた佳き思い出。
ここからは更にディープなラジオ話になりそうなので「続き」で。

# じょり 『晴海であんなに発揮していた「天候を操る力」は 有明になってからだいぶ能力値が落ちましたよね。 自分は買い手側なのでフットワーク...』 (2008/09/03 22:15)
# zonko 『コミケの花輪ですが、さよならコミケの時の数はずいぶん多かったですね。あの頃、ちょっとした流行りがあって、イベントに花輪を贈るとい...』 (2008/09/03 23:13)