SIMPLE1500シリーズVol.71「恋愛シミュレーションゲーム2」
ふれあい
- 1500円の限界 -
2001.09.01 隠しルートその2もフルコンプしたので、ネタバレに追記しました。
2001.09.05 攻略サイトのほうにリンクさせていただきました。
2002.03.01 ふれあいファンページを暫定復帰させました。
ふれあいファンページ暫定版最近のゲームの多くは5000円〜9000円という価格で販売されていて、欲しいソフト全てに手を出すのはかなり困難な状況です。
そんな中で、最近は「SIMPLE1500」という低価格のゲームが発売され、初期はそんなに評価が高くなかったこのシリーズも、最近ではシューティング・スポーツゲームをはじめとして、なかなかいいクオリティのゲームを出すようになってきました。
そんな中、先日発表されたSIMPLE1500シリーズVol.71「THE 恋愛シミュレーション2 - ふれあい -」(以下ふれあい)が気になってしまい、思わず発売日当日にトイザらスで購入してしまいました。
1500円でどの程度のクオリティのゲームが出来るのか、そしてどの程度遊べるのか……それを、今回は地雷覚悟で体験してみました。
○ ファーストインプレッション ○
8月30日・朝。同人誌の通販事務を終えて、早速近所のトイザらスへ。ちゃんとSIMPLE1500の専用コーナーがあって「ふれあい」もそこに鎮座していました。通販代でそれを査収して、自宅に帰って早速起動。
ハイレゾモードを使用していて、ロード画面もタイトル画面もかなり綺麗な感じ。最初はメモリーカードになにも記録されていないので、チェックを通過してから予告のようなデモ画面へ。出演声優がしゃべるモノローグがあって、それからOPムービーに繋がります。
ムービーに関してですが……まあ、1500円という価格からしてしょうがないのかもしれませんが、ブロックノイズがちょっと多くてキャラをただ並べただけという印象で、あまり良い物ではなかったです。曲も、歌い手と曲があまり合ってなかったような感じだったのが残念でした。
それからタイトル画面で環境設定をして、試しに再起動。今度はまたまた別のデモ画面が出てきて、出演ヒロインのダイジェストと自己紹介が流れます。ちゃんとキャラの性格が出てる自己紹介で、ハイレゾCGで綺麗にキャラが表示されているのがいい点です。
ちなみにこのハイレゾCG、ゲームのほぼ全編で使用されています。
ゲームシステムですが、コンシューマー・パソコンで販売されているビジュアルノベルゲームとほとんど変わりないです。ですが、左上に再生中の曲名が表示されたり、自動進行モード(ボタンを押さないでも進行してくれるモード)もついていたり、なかなか使い勝手がいいシステムです。
他にも、追加要素があるのですが……まあ、これはまた後ほど。
ストーリーは、以下のような雰囲気です。
大学受験に失敗した19の夏、ただ流れる時を過ごしていた……
季節は夏。姉によって強制的に予備校のバイトをする事になった主人公・矢萩俊平は、その予備校で様々な人々や出来事に遭遇します。
出会った女の子たちの想い、そして「ふれあい」……あなたは、それをすべて受け止めることができるのでしょうか?
なんだか独自解釈なストーリーになってしまいましたが、だいたいこんな感じのゲームになっています。
それでは、各キャラのネタバレなし紹介に行ってみましょう。
矢萩俊平
都会の大学に合格し、新天地での新しい生活に憧れていたのですが、試験直前にひいた風邪が元で志望校・滑り止め全部アウトで、結局浪人に。しかし、一人暮らしに憧れていて、大学合格時の学費以外の仕送りを受けないという条件付きで家族から離れて一人で住むことに。将来のビジョンもなく、ただ漠然と過ごしていたところに、姉・なつみから予備校へのお誘いがやってきます。
椎名愛思
(CV.大島尚子)
予備校初出勤の朝、遅刻してしまった俊平と鉢合わせになって出会うという、この作品のヒロインです。彼女のテーマは「自由な大人になりたい」。佇んでいる雰囲気、そして言動からして大人びている彼女ですが、どこか主人公と相通ずる点があったり、18歳という年齢相応の感情をかいま見せてくれます。長いストレートヘアと、華奢な体つきが特徴。
矢萩美幸
(CV.葉崎みなと)
俊平のことをお世話するのが好きという、俊平の義理の妹。8年前に両親を事故で亡くし、8歳離れた兄とともに親戚宅を転々としますが、美幸の兄が主人公の姉・なつみと結婚することになり、それを機に矢萩家の養子に。成長して高校生になった今は、よく俊平の家に行って身の回りの世話をしてあげています。大きなリボンと、ポニーテールが特徴。
橋本千絵
(CV.木村麻里)
予備校においての俊平の同僚であり、また大学生である年上のお姉さん。過去に辛い別れがあり、それ以来物静かに臆病になってしまったのですが、そこから踏みだそうともしています。ちょっと人とズレた感性を持っていて、天然ボケとまではいきませんが、突拍子もないことを言い出したり……見た目はおっとりとした感じで、大きな三つ編みと眼鏡が特徴。
寿まつの
(CV.カンザキカナリ)
特別な事情で予備校に通っている、14歳の女の子。物事に対して非常にクールで、中学生とは思えない大人びた言動をしたりもします。しかし、その大人びた言動もあることから自分をごまかすための手段でしかなく、やっぱり時折子供らしい言動をすることも。同年代の友達はなく、年上の友達を捜している。つり目とラフなセーラー服の着こなしが特徴。
香坂遊穂
(CV.藤原鞠菜)
俊平の後輩で、現在高校2年生。俊平とは中学・高校からの付き合いで、俊平が所属していたバスケ部のマネージャーをしていて、その時から俊平のことを慕っています。性格は底抜けに明るく、ドジでせっかちなところが多々ありますが、それも俊平を思ってのこと。夏期講習が何かを知らないまま、俊平がいるからと参加することになります。少女マンガのような恋に憧れているようですが……
矢萩なつみ
(CV.友永朱音)
俊平の姉であり、美幸の義姉。既に結婚していて、旦那の祐介と5歳になる息子、そして美幸と同居中。学習塾の経営と教職を兼任していて、さらに主婦業もしているというかなりパワフルな行動力を持っている人です。俊平のことをからかいつつも、どこか気にかけているところがあるようです。端正な体つきと流れるような黒髪が特徴。
このほかにもいろいろなキャラがいるのですが、とりあえずここでは割愛させていただきます。
さて、一通りプレイしての感想ですが、以下のような良い点と悪い点が挙げられます。
● 良い点 ●
・難易度が結構高い
ゲーマーとしてこれは嬉しいです。なんといってもフラグ管理が厳しいのがいいところ……以前はこういうのが当たり前でしたから。一つ選択を間違えただけで、正常ルートからバッドに行ってしまったりすることもあります。この点のシビアさが「ゲーム」としてプレイする際に欲しかったので、嬉しかったです。
・しっかりとまとめられているシステム
普通のビジュアルノベル的なシステムに加え、キャラの立ち絵(服装バリエーション以外固定)+メッセージウインドゥ横に表示されるキャラの豊かな表情(エフェクトつき)や、ボイスつきバックスクロール、そしてボタンを押さなくても進行できる「自動進行」など、なかなか親切な設計になっています。
セーブ・ロード画面も固定ではなく、表示するたびにキャラや色が変わったりとなかなか細やかな作りになっているのが面白いところ。
さらに、クリアするたびにいろいろと増えていくのですが……これはまた、後ほど。
・「等身大の物語」
あまり背伸びせず、そのキャラに見合って作った物語……それがこの「ふれあい」というゲームの核になっているようです。突拍子な物語もなく(一部除く)、また強引な話の筋に持っていくこともなく(これも一部除く)、日常の延長線上のような物語(これまた一部除く)が、のびのびと展開されています。また、1プレイ1〜2時間なので、気軽にプレイできる点も嬉しいところです。
● 悪い点 ●
・CVの演技力、そして指導力?
やっぱり声優の演技の質が一番の問題ですねー……もうちょっと芝居経験――場数を踏んだ方がいいかな、と思いました。例えば「はいっ」っていう返事が全部同じように聞こえるのは、あまりにも痛いです。「はいっ」の一つ一つ、やはりそれぞれ違いがあるのですから。それは芝居の基本だと思います。
また、そのキャラになりきれるだけの能力に引き上げるような演技指導をしていたのか、それがちょっと疑問です。声的には、育てればキャラとぴったりになるっていう声優さんもいるのですが、結果的にその域までには達してませんね。このシリーズでそこまで求めるのは……っていうのもあると思いますけど、できればもうちょっとしっかり演技指導して、それを声優さんのこれからにも、メーカーさんのこれからの作品作りにも繋げて欲しかったです。
でも、中にはいい声優さんもいます。その点はおすすめできますよ。
・魅力の無い音楽
耳に残らない音楽……まるでネットにある素材集のような、そんな簡易的な音楽があるのが残念。一部はそうでもないのですが、もうちょっと色彩豊かな音楽づくりをしてほしかったなぁ……と。あ、でも某モードのときに流れるOPのオルゴールバージョンはなかなか好きです。
・起伏に富んだシナリオとそうでないシナリオの差
確かにシナリオは及第点かそれ以上のものもありますが、もうひと味欲しかったなというのが正直な感想です。特にいろいろなキャラをプレイしてきて、最後にプレイしたキャラのシナリオが薄かったのはちょっといただけませんでした。まあ、それでもよくできている方だとは思うのですが。
まあ、正直言うと1500円でこういうゲームがプレイできるというのは面白いなと思いました。他にもいろいろと付加価値がありますし(後述)、馴染みやすいシナリオが多いですから、買って損はないでしょう。
ただ、泣きを期待しちゃいけませんよー(笑)。あたたかくてほのぼのしたストーリー、そして何か一つ間違えてしまって、迷い込んでしまった女の子を助けてあげるストーリー……ちょっとした心の息抜きにもなる、そしてじっくりストーリーも楽しめる、そんなゲームです。
さて、この後はネタバレトークに行ってみましょう。
まだまだゲームをクリアしていない人、そして未購入の人は、この先立入禁止ですよ〜。いや、見てみたい人は見てみてもいいのですが……ネタバレ容赦はしませんよ。
ネタバレを見たくない人は、
< 戻る >
攻略法がわからない! という人は、
< 成瀬でおさんの「ぐるぐる☆ちょっぷ」へ >
(詳しい攻略法が掲載されています。成瀬さん、リンク許可ありがとうございました)
ネタバレがほとんどない実況を見たい人は、
< 掲示板から抜粋したログ >
さて、ここからが本番のネタバレトークです。
まずはシステム面からですが、このゲームにはなかなか面白いおまけ機能がついてきます。
その名も「ふれあいショップ」……付加機能やおまけシナリオなどを、一人のキャラをクリアして得た「ふれあいポイント」で購入することができるのです。
ちなみに、買えるのは以下の機能です。
・文章スキップ
・画像閲覧モード
・音楽鑑賞モード
・おまけシナリオ1
・おまけシナリオ2
・おまけシナリオ3
・???
・おまけ画像
・フリートーク(2001.09.01追加)
文章スキップはそのまま文章のスキップ機能が使えます。画像閲覧・音楽鑑賞に関しては言わずもがな。おまけシナリオは、それぞれショートシナリオが楽しめます。「???」はおまけシナリオ追加。そして「おまけ画像」は、画像閲覧モードで販促画像の高解像度モードが見られるようになります。最後のフリートークは、出演した声優さんたちのフリートークがついていますが、ちょっと短めなのが残念ですね。
クリアしたら全部出るのではなく、キャラごとにいろいろ増えていって、そして買い物として選ぶことができる、というのがいいですね。
ですが、バッドエンド+各キャラのエンドを合わせても7つしかふれあいポイントは貯まりません。あと2つは、重複した条件分岐を進んだ上で出てきますので……注意して取っていきましょう。ちなみに、タダで取れるというわけでもありません。かなーり難しいです。
次に、クリアしたキャラ順のインプレから行ってみましょうか。
●香坂遊穂
- 大好きな先輩へ、想いの全てを -
いやぁ、ここまで飛び道具が満載されているキャラは初めて見ましたよ。しかも惜しげもなくバシバシとネタを放ってくるし……小動物系なキャラと相まって、かわいげのあるキャラに仕上がっていると思います。三食シュークリームっていうのは勘弁ですが。
実は彼女、魔法の世界から間界に修行にやってきたユーホという女の子で、主人公の後輩というのも、彼女が少女マンガを読んで作りだした擬似的な記憶なのです。ベタベタな設定ではあるんですけど、遊穂みたいなキャラだったら許せるかなと思えるほど。とにかくピュアで、主人公のためならなんでもしてあげたいキャラという印象を受けました。
飛び道具の出し方も、小石のような軽いものをちょこちょこ投げたかと思いきやいきなりバズーカ級の破壊力のあるものを出してきたり、スタッフも心得ている感じです。
相棒キャラの芹沢麻弥もいい味を出してます。しっかり者かと思ったら、猫を見ただけで気絶して倒れたり、またおまけシナリオでは主役張ってますし。彼女の存在が、遊穂シナリオでのスパイスになっているのは確かですね。
ただ、ぶつ切りなエピソードが多かったのと、クライマックスにもう一盛り上がりしてほしかったですね。それがあれば、エンディングがもっともっと生きていたのではないでしょうか。
●橋本千絵
- 好きだけど、私は…… -
見て最初に一言。「メガネをかけた南さん((c)こみっくパーティー)」……いや、本当にそういう印象でした。ボケボケしたところといい、よくドジをするところといい。でも、ちゃんと「橋本千絵」っていうキャラだったと思います。
ふわふわしたぬいぐるみを見つけては抱きつきすりつきトリップし、メガネつきで純白の水着を見せてくれるし、結構おいしいキャラですね。でも、シナリオ本編としては少しシリアスというか、美幸まで絡んできてなかなか見せるシナリオになってます。
従兄のことが好きで慕っていたけど、やがてその従兄が結婚することになり、自分は身を引いて兄と義姉のことを応援する……これ、実は美幸も同様なんですよね。美幸に同じような境遇を見てしまった千絵さんは自分の身を引こうとしてしまいますが、それがまた複雑なことになってしまい……という展開がなかなかよかったです。
飛び道具もほとんどなく、スタンダードな旧月9系のラブストーリー。彼女らしさ、そして美幸らしさも出ている、結構いいシナリオでした。エンディング&直前も必見。
●寿まつの
- 子供でいられなくて、大人になりたくて -
今時の言葉を使う中学生。大人のことをバカにするような言動を繰り返し、俊平とのファーストコンタクトもあまり良い物ではなかったので印象も悪かったのですが、その理由もゲームの中でだんだん判明していきます。
俊平とは年の差5歳。なのにまつのには幾度も幾度も翻弄されることに……まあ、ソフトクリームを食べたときとかには子供っぽい笑顔が見れるからいいんですけどね。でも、それ以外は「大人」であるような振る舞いを続けて、欲望しかない大人にのこのこ近づいてしまい、痛い目に遭うことも……それでも大人っぽさを捨てないまつのに俊平も首を突っ込むことになるんですけど、その時に出てくる桜井 翠というキャラによって、どうしてまつのが大人っぽく振る舞っているのかが判明します。
原因はいじめということですが、ただのいじめではなく、大人たちが知らず知らずのうちに仕組んでしまったいじめというのが痛々しいところです。それでまつのは大人でいようとしたわけですが、大人という意味をはき違えてしまったのが、また痛々しいところで……まわりも傷付け、自分も傷付いてしまうのですが、それを優しく包んであげる俊平っていうのが格好良かったです。
きつい表情から楽しそうな表情に変わっていくまつのの表情はなかなか見物。小さな恋愛と、友情の物語……いいストーリーを楽しませてもらいました。声もよかったですね。
●矢萩美幸
- ずっとそばにいたいけど -
俊平の義妹というおいしいキャラで、さらにいろいろなシナリオでも関わってきますが、そこからは「俊平といっしょにいて、助けてあげたい」という美幸の想いが見えてきます。
途中までは正規ルート(バッドへの直線ルート)なのですが、突然美幸の様子がおかしくなり、俊平ともケンカしてしまう痛々しい展開に。小さいときから言ってきた「大好きだよっ!」という言葉が、美幸の中でだんだん違う意味合いになっていくのが切ないです。
また「いつも通り」というのが壊れる――日常の崩壊を恐れる主人公と美幸が、それを受け入れようとするのか、拒否しようとはるのかというやりとりも見所です。
エンディングでの言葉と「大切な人への思い」が見られるシナリオで、最後は暖かい雰囲気にさせてくれます。もうちょっとスパイスがあったほうがいいかもという不満と演技に対する物足りなさはありましたが、なつみ姉がいい味出してくれたし、結構面白いシナリオでした。
●椎名愛思
- 自由な大人になりたい -
本作のメインヒロインで、自由な大人に憧れた女の子。ベタなネタが多くて明るい物語なんですけど、結構難易度が高くて何度もバッドエンドをみるハメに……
まあ、シナリオとしては及第点というか平均値ぐらいかなと。初々しくてほのぼのしてて、でも大人になりたいと思って傷付き、それを守ってあげる……王道のストーリーではあるのですが、もうひと味……いや、もうふた味ぐらい欲しかったですね。ビーズのアクセサリーとかをもうちょっと物語に絡めてみてもよかったかもしれません。声がネックになって感情移入しきれなかったのもあるかもしれませんけど、もうちょっといいシナリオにできたんじゃないかなと思いました。
●相原優気 (CV.片霧烈火)
- 自分が強くあるために -
この子に関しては、とあるものをゲーム内で購入しなければ出会うことができません。まあ、これを読んでる人はご存じでしょうけど……あ、ちなみに「隠しシナリオ」という位置づけですが、この作りは結構いいてすよ。個人的な評価はかなり高いです。
商店街で盗みを働き、美幸や俊平の買い物を邪魔して荷物を盗んだりと、行動が極めて荒っぽい男の子。でも、俊平に懲らしめられた後に助けられると、美幸まで出てきて優気のことを助けてあげることに。そして汚れてしまった服を洗い、ついでにシャワーを浴びるということになったのですが……そこで、女の子だということが判明します。ボーイッシュな姿とセーラー服を着た儚げな姿はとりあえず必見。ふれあいショップに「???」が出てきたら早速買いましょう。
でも、両親を亡くしていた彼女は、捨てられていた猫を守るために強くあろうと、男の子の姿を続けます。それも、子供たちのいじめによって終焉を迎えるわけですが、そのときのやりとりがなんだか切ないです。でも、俊平が守ってあげることによってまた強く、そして女の子らしく生きていこうという姿を描いているのがいいですね。
出来としては、声もシナリオも予想以上に相当良く、おまけとは思えない出来でした。まあさすがにちょっと短めでしたけど、それもご愛敬ですね。
●矢萩なつみ
- 姉であり、母であり、妻であり…… -(2001.09.01追記)
フルコンプしたかなぁと思ったら、なつみさんのCGが2枚残ってたんですよ。んで、いろいろルートを辿ってみたんですけど……いやー、このルートを見つけるのは難しいですわ。たぶん愛思ルートの次に難しいです。見つけるのは難しいですし、その後のエンドがバッド扱いというのもちょっとキツいです。
でも、なつみさんの姉であり、母であり、妻でありという姿勢はとっても好感が持てました。いろいろ言いつつも、やっぱり俊平のことを思っていたり、家族である夫や娘のことをしっかり思っていたり、義理の妹である美幸もしっかり思っているし……疲れて寝てしまうときもあるけど、いつも頑張り屋さんななつみさんが見れてよかったです、はい。
●おまけシナリオ1「思い出の始まり」
千絵シナリオをクリアするとふれあいショップのメニューに出てくる、千絵シナリオのプロローグみたいなものです。何故彼女が兄から身を引いたのかとか、そういうのが出てきます。千絵シナリオで湧いてきたちょっとした謎が解ける、そんなショートストーリーです。
●おまけシナリオ2「魔法少女まじかるまーにゃ」
麻弥がぶっこわれたシナリオです。激しくコワれてます。普段はおとなしい印象の麻弥がここまでコワれるとは……しかも猫口調! 本編とはまったく違う性格設定なのですが、そのオチというのもなかなか。遊穂、あんたやりすぎや。
●おまけシナリオ3「矢萩俊平 密室殺人事件?」
理不尽女王美幸が出てくるわ、千絵さんが爆弾発言するわ、果ては6又が発覚するわ……最後の最後にやってくれてます、このスタッフ。
いろいろなシナリオはありましたが、もうちょっと練ってみるとよかったかなというのもありました。個人的な評価ですが、
まつの=優気>遊穂=美幸=千絵>愛思=なつみ
という感じです。
最後になりましたが、このようなシリーズが続くと本当にいいなと思います。
1500円でできる限界がどこまでか、またその限界をどこまで突破できるのか、それをこれからのSIMPLE1500シリーズに期待したいところですね。