同人ソフト温故知新 Vol.6
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本文中の人物名は敬称を一部略させて頂きます ※
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No.13 「MAGNET WORLD」
機種 PC-8801mk2SR以降
初回頒布 '91
サークル Lotus Roots
![]() 1面プレイ開始。 スペースキーで磁極を変えられます。 |
![]() 3面プレイ中。 次々と複合要素が加わります。 |
![]() 2面から。 ここで磁極を変えると…… |
![]() 下のN極の磁力が働きキャラが押し上げられ、 キャラ自体のN極が上のN極を押し上げます。 |
今回はまず、Vol.4で紹介したLotus Rootsさんの純度100%パズルゲーム「MAGNET WORLD」から紹介していきましょう。Lotus Rootsさんのソフトにはパズル要素がふんだんに盛り込まれているのですが、この「MAGNET WORLD」は、じっくりと考えながらプレイできる、それでいながらもルールは単純明快なお手軽ゲームです。
主人公のキャラはジャンプしたり、直接ブロックを押すことはできませんが、スペースキーで自らが持つ磁極を変えることができ、それによって極ブロックを反発させて押す状態にしたり、浮かせる状態にすることができるので、違う極のブロックを隣り合わせにして消していく、というのがゲームの目的になっています。
まず、上にあるような1面の開始画面を見て頂ければわかると思うのですが、ジャンプができないのにどうやって高いところに上がるんだ、という疑問が湧いてくると思います。キャラは1ブロック分ならよじ登ることができるのでその状態に持っていくわけですが、要は高くなっているところの右下にあるN極ブロックの上で自らをN極にし、浮ける状態を作ればいいわけです。ここで間違ってN極のままN極ブロックに乗ろうとすると、同一極ということでブロックが反発してしまい、高くなっているところの真下にあるS極ブロックとくっついて消滅し、さらにはいくら同一極でも角のブロックを引っ張ることはできないで、この時点でクリアすることは不可能になってしまいます。
2つ目の写真のように、1つのブロックで2つ分のブロックを消滅させたり、下段にあるように自分が浮くと同時に下のブロックを浮かせて違う極のブロックを消す、などという高等技術が、だんだん必要になってきます。自分自身、何度もギブアップしながら挑戦していますし、5面以降になると考える時間も長くなるような造りになってくるので、詰み将棋的な遊び方が好きな方には多大におすすめなゲームです。
こちらのゲーム、続編として2・Finalもあり、特にFinalはゲーム内容もさらに複雑になっていて、大変解き甲斐のあるパズルゲームに仕上がっています。プレイ環境が整っている人は、是非ともプレイしてみましょう。
というわけで、今回も「Lotus Roots」さんの御厚意によりディスクイメージを配布させていただけることになりました。今回は1〜Finalの3ファイルありますので、じっくりとお楽しみください。なお、互換BIOSでは動作しませんので、注意が必要です。
▼ 「MAGNET WORLD」PC-8801エミュレーター用Disk Image [ Download ](94KB)
▼ 「MAGNET WORLD2」PC-8801エミュレーター用Disk Image [ Download ](87KB)
▼ 「MAGNET WORLD Final」PC-8801エミュレーター用Disk Image [ Download ](94KB)
No.14 「SUGOROKU PON」
機種 PC-8801mk2SR以降
初回頒布 '90
サークル MIX-BLOOD
![]() モンスターと戦闘中。 魔法が使える職業だといろいろ楽かも。 |
![]() 他のキャラを倒した直後。 奪うか蹴落とすか、迷いどころです。 |
![]() 病院に到着。 えーと、1はいろいろな意味でオススメです。 |
![]() 2画面目。 ここらへんから差が付いてきます。 |
こちらのほうもお手軽に、また多人数で遊べるゲームです。
シューティングやパズル、アクションゲームを制作されていたMIX-BLOODさんの作品で、こちらのほうはSFCで人気を博した「ドカポン3・2・1 嵐を呼ぶ友情」(※1)を彷彿とさせるようなRPG風テーブルゲームとなっております。
ゲームはまず、主人公の名前・職業を決めるところから始まり、その後1枚目のゲーム画面に移ります。そしてゲームを進行していくわけですが、ここからが仁義なき戦いの始まり。もちろんRPGということで敵キャラとの対決もあるのですが、各キャラがいるマスに止まると、ルーレットを使ったターン制の戦闘を行うことになります。負けたら2枚目の画像にあるように、ゴールドor食料をむしり取るか、後ろに蹴落とすかという選択があります。どちらかが足りなかったら補充するのもよし、充実していたら蹴落とすもよし。展開によって選択しましょう。
また、他にも病院や武器屋もあるので、こちらでいろいろと補充して他のキャラを蹴落としていくのもいいでしょう。消耗したまま先に行っても、追いつかれてボコられては意味が無いですし……職業を活かして意地悪する、というのもアリですね。
とにかくお手軽なゲームですし、エミュレーターの動作周波数を上げればサクサクとプレイすることも可能です。もちろん、実機にもどしてプレイして味わうのもOKでしょう。同人ソフトの多人数ゲームにはレースゲームや戦略ゲームといったものが多いですが、このようゲームがあるのも同人ならでは、といったところですかね。「ミニミニソーサリアン」は、イベントは多かったものの戦闘がちょっと物足りなかったですし。
現在、サークルメンバーであった中島ゆきおさんのページでディスクイメージを配布されています。他にも歴代の制作ソフトがアップされていますので、プレイして感想をお送りしてみるといいかもしれません。
あ、ちなみにこちらのリーダーの方がアボ●ドパ●ーズを設立された方らしいです(HP参照)。
※1 ドカポン3・2・1 嵐を呼ぶ友情
93年、アスミックより発売。柴田亜美の原画で有名なゲームであり、恐らく桃鉄シリーズと比肩しうる「友達喪失率」を誇るゲーム。いわゆる双六制の多人数RPGゲームなのですが、他のプレイヤーをょ倒すと町を奪ったりできるだけではなく、名前を自由に変えられるという屈辱プレイもでき、これによってリアルファイトが発生する可能性も。ちなみに柴田氏は自著「勇者への道」で、アシスタントに「ばらぞく」「さぶさっか」と改名させられたと明かししています。